★★★バンコク・チェンマイの旅写真集(2003年夏:10日間)★★★
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 空港に到着してこの駅にたどり着くのに、空港内をオロオロ、ウロウロしてたっぷり20分を要した。ドンムアン空港駅、この暑さ、日なたに座ってる人などいる訳がない。線路を渡ってお向かいの日陰に全員避難中だ。右手駅名の下の二人は日本人、声はかけなかったが、オオ同志。駅ホームはだれでも、いつでも、出入り自由。検札は車内にて。


  


 空港駅からファランポーン駅に着いてホッ。荷物をいっぱいぶら下げた、おじさん、おばちゃん、若者がぞろぞろと出口へ向かう。第一関門通過、第二関門はバスにてカオサンまで。それなりにトラブリながらも無事カオサン安宿街に到着。

  


 初日のGHはNo62 Roof Garden(写真なし)。ここは2,3日目に泊まったShidhi GH。黄色い英語の看板が安心感を与えてくれる。ロビーは見ての通り非常に明るい。右写真奥に見えるのはツアーディスク。変な外人が来て無理難題をふっかけ担当の女性を困らせていた。残念ながら、心配そうに見ているだけで私には彼女を助ける能力は全くなかった。

 ここは寺院周りのGH群の一番奥なので人通りは少ない。目と鼻の先にSawasdee系列の大手ゲストハウスが軒を列ねているのでその一角だけが真夜中まで賑やかです。私は場末、目立たないところが好きなのでSawasdeeではなくてここに、決めました。

  


 100BクラスのGHの基本はベッドと天井扇。この天井扇をブンブンまわして、沈するのが体力温存の極意。この天井扇なくしては数分たりとも居られまい。しかし、エアコン付きGHという選択議は冷房嫌いの私にはない。

  


 カオサン通り界隈。犬も歩けば屋台に当たる。正規のお店の前に屋台が連なる、共栄共存の精神らしい。この写真では見かけないが、西洋人BP(バックパッカー)が闊歩している。夏休み前のせいか、日本人BPの姿はトンと見かけなかった。

  


 ここカオサンからバンコク中心街へ出るには舟がいい。排気ガスに悩まされないですむし、気分転換になる。この日は舟でシープラヤまで行き、そこからファランポーン駅まで歩き、そこでチェンマイ行きの切符を購入するつもりだ。

  


 ファランポーン駅で切符購入、外国人優先窓口は正面左から2番目にありました。しどろもどろのリコンファームを済ませ、BTS(高架鉄道)のンチャート駅を目指す。途中、高速道路下でバザーがあったのでちょい拝見。衣類、雑貨、生活用品全般、めぼしい物なし(自分にお宝趣味はない)


  


 ラマ1世通り、こんな日陰を選んで歩くこと約30分でヘンチャート駅着。写真では車の影が見えないが、実際はひっきりなしに車が通る。歩行者信号が青でも左折車(前方赤でも左折可)が突っ込んでくるので、気がぬけない。立ち止まると怪しい人(トクトクやタクシー運転手)が近付いてくるので脇目も振らずんずん進む。
 BTSは高架なので眺めよし。ツーリストポリスが常駐している。超暑い時は2,3駅乗り越して車内で体を十分冷やしてからまた戻ってくるのもアリ。


  


 本日午後の暇つぶしは、BTSサラディーン駅で降りでルンビニ公園でお昼寝とする。子供達のサマーキャンプを眺めながらのうたた寝はなかなかいいねえ。元気が貰える。ゴザ貸します屋さんみたいなおじさんが自転車で回ってくる。私は借りなかったので価格等不明だが、10Bぐらいだと思う。次回は、ぜひ活用したい。



 お昼寝を堪能して、運動がてらラマ4世通りをファランポーン駅まで歩くことにする。途中高架下でセパタクロー(籐のボールを使ったバレーボールみたいな競技)で遊んでいたのでしばらく観戦する。このド暑いのに若者は元気元気。

  


 7/20、チェンマイへ出発の日。前日と同じく舟でチャオプラヤー船着き場まで、BTSを使って、私の時間調整所・ルンビニ公園へ。14:30発の列車に合わせて時間つぶし。
 左はまだ工事途中の公園入り口。右端の起重機が動いているで現在進行形らしいが、昨年からこの景観になんら変化はない。公園内はこの入り口の景観とは対照的に雰囲気よろし。



 朝昼兼用の食事は日本食堂でラーメンセットとする。11時ごろだったのでお客は私と地元女子高校生風の4人組みだけ。ラーメン、餃子、ミニ御飯。ここ公園近くのシーロムコンプレックスは冷房も効いていて涼むのに最適。文明の恩恵?を感じるが、長くいると体がなまってしまう。早々に退散してルンビニ公園へもどる。


  


 ルンビニ公園から歩いて約30分、ファランポーン駅には14時着。番線を確認して列車に乗り込む。車内通路は荷物棚が迫り出してジグザグ迷路状態。上段ベッド利用者と下段ベッド利用者が向かい合った席に座る。私は手前側に座り、下段ベッドを利用した。なお、写真の彼女と私は残念ながら相席ではありません。撮影者位置が私の席です。念のため。きれいな人でした。

  


 良い気持ちで寝ていたら叩き起こされた、チェンマイ駅。早朝故未だ薄暗い。右は、寝ぼけ眼で列車を降りた時最初にアタックしてきたおじさん。車に乗る前に、駅の看板撮るからそこに立ってチョ。あいよ。


  

 100B GHに振られて当て所なく彷徨っていた時出くわした、Lemonglass GH。オーナーは英語ペラペラなので、「どちら出身ですか?」「England!ペラペラ、、、(アッタリメエヨ)」

 さすが300B、一人じゃ勿体無いダブルベッド。きれいな部屋に満足、満足。エアコン付きの部屋だと350B。

  

 4階最上階の部屋、左側ドアはトイレ、シャワー室。右ベランダから外を眺めると右のような景観。あまり変わり映えしなくてゴメンなさい。

  

 さっそく自転車20B(1日)を借りて旧市街を一周する。東西南北お堀で囲まれおり、時計回り方向に一方通行となっている。ゆっくり一周しても1時間とかからない。

  

 お堀の要所、要所にはレンガ積みの壁が残っている。交通量はバンコク市街並みなので、車に気を使いながらの自転車走行であるが、楽しかった。この景色だけなら一級品。

 早朝100BのGHに振られ、お店もほとんど開いていなくって、途方にくれながら歩いていた時、出くわした食堂。近くにGHありませんかと訊ねたら、分からないと言われたけれど店員さんの感じが良かったので、お昼を食べに来ました。20B、大変おいしゅうございました。おかわりのスープありがとう。

 

  

 昼食後、こんどは旧市街から新市街を抜けてチェンマイ駅へ自転車旅行。途中の川にかかる橋の上。交通量多く、信号が変わったとたん飛び出すバイク。

 ナラワット橋の欄干には電飾が、夜になるとピカピカ光るのかな。最初は宿斡旋人の車で、その後自転車で3度、そしてバンコクへの帰りに歩いてわたった思い出(っていうのか?)の橋。

  

 橋の上から、上流方向と下流方向。水はきれいじゃないけど、眺めてると心が癒される。舟が通っていた。

 橋を降りると川の流れに沿って細い道がある。立ち木が鬱蒼としてちょと無気味だったので探検は止めにした。

 橋を渡って2,3km行くと右手に地味な石造りのチェンマイ駅のレリーフがあるので、見のがさないように。右折して道路を入ると正面左手にこの駅舎が見える。この道路右側にS&Eと食堂2,3軒、屋台数軒がある。列車に乗る前の腹ごしらえはここでできる。

 駅から戻って旧市街入り口手前、ふらふらと横道に入る。店先のテーブルを囲んで日本語で議論している中高年数名。一旦前を通り過ぎるも思わず引き返す。右は私の借り物自転車です。食堂「さくら」メニューも日本語、中で受信しているTVも日本語。九州の水害の様子を報じていた。お店の子とあやとり、折り紙などしてちょっと遊ばせていただきました。

 チェンマイ2日目は旧市街の”内側”道路を1周する。昨日の外周道路より交通量は少ないので、のんびり一周できる。この右手に堀があってその向こうが昨日自転車旅行で走った外周道路。

  

 GH近くの小学校、朝の朝礼らしい。制服姿の子供達、地べたに直接座ってる。手前の少年数名は???学級役員かな。入り口で何かをチェックしてる。

 旧市街南口にあるチェンマイゲートマーケット。食料品なら何でも揃う。マーケット周りの路地にもいろいろな露天が開いている。宿の近くなので自転車通勤ばっちり。朝食や果物を調達するのに超便利。

  

 マーケット前の通りが車の通り道。お向かいに小広場があり、夜になると屋台村に変身する。この通りを横断するのに四苦八苦。とみに反応の遅くなった自分を実感。現地の人と合わせようとするが、半歩遅れて結局横断できなかったりする。

 2日目の自転車旅行、通りすがりの屋台群。学校帰りの子供たちがたくさん。彼らにまじって屋台のいろいろなもの(全て10B)を食べる。もっとたくさん居たのに、カメラを構えたらみんな避けちゃった。でも、子供たちと一緒ってたのしいー。目がキラキラしてるもん。真ん中の自転車が私の借りたママチャリです。

 チェンマイ旧市街の入り口前の大きな広場。この城壁の向こう側が旧市街、手前が新市街ということかな。

 駅前の食堂での食事。脇には定番缶ビール。ほろ酔い気分で食欲増進かつ精神安定劑でもある。ペットボトルの水も必需品です。

 

 チェンマイ駅正面の時計台、2度くればもう間違えることもなかろう。明日は歩いてここまでくるつもりだ。歩くのが一番確実。ホームは出入り自由。

 今回最悪の宿体験、バンコク、カオサンのChaisゲストハウス。鏡があったりして(私には無用の長物だが)それなりの雰囲気だったのだ。

  

 ちょっと歩くと雑踏のカオサン通りとは無縁の静かな公園もあります。なぜか中高生が多かった。近所に学校があるのかもしれません。前を大きな川が流れている。舟はこの川を下ってバンコク市街方面へ。水と緑はいやしになる。

  

 最終日の前日はお土産を買うためバンコク繁華街へ繰り出す。BTSを降りて、歩道橋の上から朝食すべく屋台を探す。建物は大ショッピングゾーン「ZEN」「World Trade Center」。この通り右手前方に屋台群があった。食べたのは下記写真のとおり。朝から小雨模様

  

 手前のちょっと変わったゴマだれ風のヌードルに適宜野菜を入れて食べる。のび切ったヌードルはいただけないが、このたれは美味しい。もやし、香菜、キャベツなどすべてナマ。ここには見えないがキャベツがあったのでこれをメインにいただきました。
 甘い小型今川焼き10Bは作り立てをふうふういいながら食べるとおいしい。さめるとべちゃーっとして不味くなる。食後のデザート。大きさ比較用に単三乾電池。

 

  

 鶏肉入りヌードルwithビール。麺類は好きなので何度食べても飽きることはない。食堂は大抵ビール等持ち込み自由。食堂から駅を眺めながら、美味しいね、この食事、このビール。通りの向こう側の車が数台停まっているところが駅正面入り口デス。

 ファランポーン駅構内。裸足になると床のひんやり感が伝わってくる。正面左手、小さなモニタ画面(10個ぐらい)が並んでいるところが、切符購入窓口。有料トイレは正面改札口の手前右側にあります。リコンファームのオロオロ状態で連れて行かれたツアーディスクは左手2階、カオサン行き53番バスを教えてくれたInformationデスクは右手手前にあります。何度も来たけどこの雰囲気が好き。

空港内のトイレ。これまでお世話になったものとの落差に思わず写真してしまった。左手小型シャワーでシュワーするのがタイ式洗浄法デス。早速使わせていただきました。

 台北、A8番ゲートは超うるさい。案内放送も全く聞こえないじゃないか。まいった、まいった。これで今回の旅も終わり。明日からフツーの生活が待っている。

切符いろいろ
左上辺4枚は台北乗り継ぎの飛行機搭乗券
ピンクのカード2枚は今回最悪の宿Chai'sゲストハウスのもの。興奮して2枚も持ってきてしまった。
右下大きな3枚は列車の切符。チェンマイ往復と空港からバンコクまでのものです。
左下大きな用紙は空港両替え証明書。\20,000両替し、1500B(=\4500)残ったので滞在費は\15,500ということです。
上辺中央付近の小さな切れっ端は乗り合いバス、舟の切符など

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