★★★オーストラリアアドベンチャーツアー・老夫婦の多国籍ツアー★★★
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 7月1日から9月1日まで約2ヵ月間、シドニー滞在(前半)&現地多国籍ツアー参加(後半)。

用心棒Kは前半1ヵ月シドニーでホームステイ生活、

**前半**

● ホームステイ
 主たる目的は現地での日常生活体験。あと趣味の草玩具、おりがみ、紙工作など、小物作りなどでゆっくり流れる時間を楽しむ。
 また、作った小物をフリマで売ったり、運動がてら近所を歩きまわったり。昼食の材料買い出しなども徒歩で歩き回る。 いわゆる、だらだら生活というか優雅な生活を満喫する。
 ステイ期間は7月1から1カ月、日本で予約済みの豪家庭。 朝食は適宜台所回りにあるパン、ジャム、コーヒーなど起床時間に応じて自己解決、昼食はスーパーで購入した食材で調理。夕食はホストが作ってくれた夕食を家族と一緒にいただく。外国からの女子高生も滞在。

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● フリマ出店
  土日には各所でフリーマーケットが開かれている。私も自分の作品で参加した。

 
フリーマーケット風景、 パディントン(左)、ロックス(右)

*パディントン
  出店は教会の横の広場の木の下でお店から離れたところででシートを広げ、草玩具や折り紙を広げました。
  しばらくして、係員からここは出店者領域なので道路の方に移動するようにいわれました。でも、これは面白いテクだと言って、買ってくれた子供たちにいろいろ声をかけてくれました。
  数年前、この広場で出店したことがあったのですが、出店者が増えたせいか、広場まで出店者領域が広がったようです。以前も教会内でお店を広げたらやはり、注意されましたが、その時も係員は親切でした。飛び込みで入っても親切にしてもらえたことに感謝しています。

  また、広場内の出店者が私の草玩具を購入し、他の人にも口コミで広がったりして、売り上げ30ドルを達成しました。すべて一個1ドルですから30点近く売れたことになります。時におまけに1ドル足してくれた方もおりました。

*ロックス
  パディントンと違ってちょっと部外者が出店するには敷居が高い感じがしました。入り口近くの道路で細々開店しました。
中年男性から「drag?」と聞かれて一瞬びっくり、「知らねーよ!」
 
ここでは目の前の女性の出店者が親切にしてくれて、買い上げてくれた上に、熱々の紅茶を差し入れてくれました。感謝。
  ここでも出店者オーナーと思われる数名が口コミで指ハブや草バッタをたくさん購入してくれました。売り上げは同じく30ドル、よく売れたので帰りは意気揚々という感じで帰宅しました。

*パディントン(2回目
  小雨、曇り、薄日と不安定な天気でしたが、前回と同じ場所でお店を出しました。 天候もさえず、売れ行きは余り良くありませんでしたが、一人の女性が10ドル近く購入してくれたので、売り上げは21ドルでした。
 よく売れたのは草バッタ、草ピーコック、そして草フェニックス。また、ムービングボックス(48枚ユニット組み立て)も実際触ってみると面白いと言ってすぐ売れました。でもこれは作るのに半日近くがかかります(全くペイしません)。
 指ハブ(紙紐)はパディントンでは余り売れませんでしたが、ロックスでは4,5本とよく売れました。カライドサイクル(くりくりめくり)、マジックボールも数個売れました。ミニぞうりも作りましたが、全く売れませんでした。

 子供たち向けに、折り紙などもう少しレパートリーを広げたいなと思っています。

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● ハイキング&散歩
  運動がてら、近所を歩きまわった。 ステイ先から二駅約3kmほど歩いてhurtsvile駅まで行ってみた。

  Googleで検索してこの辺りで大きな街だったから。Colesも二つあるぐらいでわりと大きな街でした。中国人のお店がやたら多かった。 歩数20090、時々日が差す高曇りといった天気。帰りは近くの公園をぐるっと巡ってきた。

  Lindefield駅から入るハイキングコース。どこから駅にもどる道に入るか分からず、行き過ぎ、再度同じ道を戻って住宅街にでる。通りがかりの人に尋ねて何とか東Lindefieldバス停までたどりつき、家に帰ることができた。コースはなだらか、入り江の眺めも抜群、いい汗をかいた。

  Killara公園の方へ散歩に行ったらなんとかcreekという路があったので入ってみた。これも好天と相まってたのしい散歩になった。

  Killalaから車通り沿いに約3時間マンリーの港まで歩いてみた。昼食のフィッシュ&チップスは2人前で全部食べ切るのが大変、その晩の夕食は少し遠慮した。

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● インターネット、TV
  部屋にひかれた有線LANを利用した。後で、当地は従量制なのでということを知らされたが、あまり意識せず自由に使った。
 日本のニュースを見たり、Youtubeで音楽を聴いたり、また一日2回は家にメールした。

 少しは英語になれるかなあとTVではニュース番組をよく見た。また、masterchef(料理の鉄人)やxxx(劇的ビフォーアフター:家の建て替え、模様替え)など日本でもはやった番組があるのを見てそういう見せ方もあるのかと感心したり、素人タレント、ダンス選抜など見ていて楽しい番組もあった。

 でも、英語には全く慣れませんでした。ホストや、その子供たちが話していることはほとんど理解できなかった。まだまだ修行がいや勉強が足りない。

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**後半**

カミさん(M)と合流、二人で現地アドベンチャーツアー(シドニーからダーウィンまで)に参加
ダーウィンから、バスと鉄道を乗り継いでシドニーに戻るという旅。 

 

7月28日(木):1日目  シドニー
  シドニー空港では、学生が夏休みに入ったためか、日本、韓国、中国の学生の団体が大勢。入国手続きに40分以上かかる。税関審査にも長い行列。 前の日本女性が食料品に何を持ってきたかとの問いに答えられず、「ライス?」と聞かれ、「YES,YES」と答えたら、しっかりX-Ray検査場に案内された。 「ジャパニーズ・スナック」と言ったら、「全部日本製か?」「イエス」でそのまま入国。ラッキー。
  Kが迎えに来ていて、列車にてステイ先に到着。夕食はキャベツ巻き。 部屋は、暖房がないので、着こんでしのぐ。


ここがホームステイ先よ

7月29日(金):2日目  シドニー
  シドニー、セントラル駅前、たまたま、グレイハウンドの事務所を見かけた。相談の成り行きで、ダーウィンからタウンズビルまでを予約する。(あとで、ダーウィンからケアンズまで飛行機のほうが早くて安かったことに気がついた。結局、延々3日間にわたるバス旅ということになってしまった。) その後、明日から始まるツアーの集合場所を確認し、市内散策、美術館見学、植物園をめぐって、ステイ先に戻る。
  夕食はちらし寿司。美味しかったが、何しろ寒い。階段がふかふかの絨毯で覆われているので滑りやすいなあと思っていたら、案の定滑って腰を打つ。しばらく息が出来ないほどの痛さ。

7月30日(土):3日目 ジンダバイン
  集合時間7時少し前、ツアー集合場所に到着。荷物車を後ろに着けたマイクロバスの乗客は12人。ポーランドの中年女性2人組。彼女たちは盛んにドライバーに話しかけるので、英語が堪能かと思ったら、そうでもないらしい。他にインド系英国人。香港のカップル。ドイツの若者など。
  キャンベラの戦争記念館見学はチラッと見ただけで、カフェでコーヒーをKとシェア。ピーカンの青空。キャンベラ国会議事堂見学では荷物チェックあり、ハサミを持っていたKは入場辞退。広場で竹とんぼを飛ばして遊んでいたようだ。


ツアーバスの乗り心地はゆったり12人


  各国大使館の建物を車窓から見物。日本大使館の建物はダサい。もっと日本的な作りにすればいいのにと思った。他の国は外観だけでどこの国か見当がつく。アメリカ大使館だけは職員全員が大使館の敷地に住んでいるとかで、とてつもなく広い。

  昼食は中華の野菜あんかけをKとシェア。ガイドのネイティブ英語は訛りが強く、かつ早くて全くついて行けない。暗くなって6時過ぎにジンダバインのスキーロッジ着。 ツアーメンバー12人一緒のシャワートイレ付き大部屋2段ベッド泊。スキーリゾートにつき、若者ばかりのスキー客でごった返している中での夕食。


メンバーの全員集合写真

7月31日(日):4日目 レイクエントランス
  1時間ほど走ってやっと雪のあるスノーウィーマウンテンズのスキー場に到着。一応銀世界だが、ガスって全容は見えない。時々みぞれ。雪質はべた雪。ここでは自由時間2時間ほどだが、雪遊びをするほど若くはない。
  ホームスティ先の階段で転んだ背中がだんだん痛くなってきた。時間もあるし、何事も経験とスキー場付属のクリニックで医者に診て貰う。背中を押されたり、腰を曲げたりひねったりして問題ないとのご託宣に一安心。カードで支払い、保険の請求書に記入して貰う。(帰国後請求すみ)


  大きなウォンバットが道ばたで死んでいた。交通事故か、腹に大きく赤いペンキでXが書かれている。その後、小さな町でランチタイム。サンドイッチとキッシュ。はっきり言って不味い。 後で聞いたところ、メンバーのポーランド人は昼食をここで取りなさいという言葉を聞き逃し、昼食抜きとなったようだ。我々も心してガイドの案内を聞かないといけない。

 山道に入って延々と、川沿いの道に出て延々と、牧場脇を延々と、ドライブ&ドライブ、マイクロバスはひた走る。要所で止まり写真など撮るが、6時間余の長時間ドライブ、レイクスエントランス着。
  今日も暗くなってバックパッカーズの宿泊。 夕食は近くの食堂までバスで移動。フィッシュ、チキン、ポテトチップス。若者は酒を持ち込んでの食事。 Kは元気だが、私はお腹こわして食欲無し。

 
お世話になった診療所           雪質はべた雪、見学だけ(前準備もしてないし)

8月1日(月):5日目 メルボルン
  朝6時半とこのツアーは出発が早い。トレッキングに行く前にパン屋で昼食を調達する。ハイキングは約1時間ほどの山登り。若い女性数名がついて行けないと途中で引き返していった。植物学を研究している日本人留学生2名と遭遇して、しばし会話を交わす。植物学の会議がメルボルンであったので、終了後のハイキングとのこと。
  ウィルソンズ・プロモントリー国立公園で生きているのや死んだカンガルーやエミューをたくさん見てハイキングして、あとはメルボルンを目指す。 メルボルンでの宿泊は、バックパッカーズドミトリ6人部屋。明日から、ツアーガイドが代るという案内あり。

 
見てるだけだから、こわがらなくていいんだよ、、   これが猛毒をもっているクモなのさ


  近所で見かけたマクドで無料インターネットを試してみたが、遅くて使用に耐えず。お向かいのタイ料理店で夕食。残った炒飯を持ち帰り、翌日の朝飯とする。

8月2日(火):6日目 プリンセスタウン
  6時45分の到着&出発予定が30遅れでバスはやってきた。ツアーガイド兼運転手は中年の女性。メンバーも入れ替わり、ここで日本人女性一名と遭遇、会話を交わす。乗客13名。英国、ドイツ、オランダ、日本、フランス人の父親と息子など。
  ここからツアーは3食付き。 グレートオーシャンロードをドライブ、昼食は小さな街の公園、メンバーがお手伝い。オトウェイ国立公園の熱帯雨林を散策したり、野生のコアラや色鮮やかな鳥を見たり、昨日よりは少しゆっくりしたような。天気はほぼ晴れ、夕日の名所で夕日を堪能し、プリンセスタウンの宿へ入る。

 
鳥、コアラ、野生で見る動物はどれも興味深い

 
公園での昼食、みんなで作って一緒に食べる

 
夕日の海岸線


夕食、私にまかせなさい

  10人のドミトリ泊だが新しい建物で快適。 夕食は「私が作るので手伝いは不要、シャワーでも浴びてゆっくりして」とガイドがいう。ソーセージと串焼き肉とタルタルソース味サラダなど。

8月3日(水):7日目 グランピアンズ国立公園 
  6時半起床、7時半出発と相変わらず朝が早い。海岸ドライブ&見学、昼食はガイドが各自の希望を聞いて電話で「サブウェイ」に発注。メンバーはサブウェイのサンドイッチを抱えて、目の前のマクドナルドで昼食とする。というのもこの地では「あり」。オプションのヘリコプタツアーあり、数名が楽しんだようだ。

 
後方に荷物食料運搬車付きバス          オーストラリアご自慢の海岸線


マクドナルドでサブウェイのサンドイッチを広げる

  本日の宿はグランピアンズ国立公園内にあるドミトリ。メンバーの計らいで、二人部屋を使わせてもらい、感謝。 公園内のマッケンジーフォールズ見学にでかけるも、水はちょろちょろで迫力はいまいち。 夕食前の腹ごなし、皆で公園内散歩。カンガルー、エミューなどが、それなりに。 夕食は昨日同様ツアーガイドがスパゲティを作ってくれた。フランス人がこれに塩をかけて、大盛り二皿も食べていたのにびっくり。塩分控えめは日本だけの掛け声か?


沢山いるが、すぐ逃げちゃうんだよなー

8月4日(木):8日目 アデレード
  早朝、ホローマウンテン山登り、岩山30分ほどの足慣らしレベル。が、フランス人の父親はメタボ体型のせいか岩登りが出来ず、途中でリタイアした。 昼食は小さな街の公園で。 特別保護されているという白いカンガルーを見て、車はひたすらアデレードを目指す。なにはともあれ、このツアーは車に乗っている時間が非常に長い。かつ早朝から日暮れまで長時間のドライブ、体調維持に気を使わないと最後まで持たない。

 
山登りというよりハイキング、岩場をくぐり抜けたりしておもしろーい

 
ツアーリーダーは観光案内、運転手、食事担当でひとり3役   州境に立つドイツ人と日本人


白いカンガルーだけ特別に繁殖させているそうな

  本日はアデレードのYHA泊。ここで2泊する。大きくてゆったりしたリビングやダイニング。全てが清潔。気分良し。夕食は近所のスーパーで自己調達、クロワッサンとスープとする。

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● 友人への短信
  ツアー開始6日目、アデレードに着きました。 毎日長時間、オンボロミニバスに乗ってオーストラリア訛りの英語のシャワーを浴び続けています。 宿泊はドミトリーで多いときには一部屋12名、少ないときは2名。プライベイトのテリトリーは何もありません。
  明日は一日ここで休養し、明後日から、いよいよ内陸に入る過酷なツアーが始まります。 なんとなく楽しんでいます。今日初めて雨にあいましたが、バスで移動中なので問題なし。 30分ぐらい歩いて丘にのぼってきましたが、その時は雨なしだったので運良かった。この乾燥大地でも時に雨が降るんですね。

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8月5日(金):9日目 アデレード
  昨日の同宿者のいびきはかなりうるさかった。今日は次のツアーに向けての休養日。 朝食は無料のパンケーキをいただく。美味しかった。 昼食は近くにある中華街のフードマーケットでおかゆ。 Kの鼻水止まらずティッシュを購入。スーパーのコールズに併設して大きな中華マーケットあり。気温低いも晴れ。Kの体調維持のためホテルに帰って休養とする。
  夕食に再びフードマーケットに出かけ、今度は韓国料理。同席の日本人女性留学生とおしゃべり。日本人女性の逞しさを感じる。

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● ミニツアーの組み合わせ
  今回参加したアドベンチャーツアーは2〜7日間のミニツアーの組み合わせで、私たちのように通しで21日間回る人はいなくて、途中でメンバーが入れ替わります。 当然ツアーリーダーも代わり、メルボルンまでで二人、ここからまた新しいリーダーになる予定です。最初のメンバーだったドイツ人の女性も次のアリススプリングで帰るそうです。途中参加途中離脱自由っていうわけ。
  今までドミトリだったけど、ウルルに向かって内陸に入り、いよいよこれから寝袋泊になるらしい。 本ツアーは、毎日7〜8割の時間は車での移動になる。体調を整えて最後まで行けるようにしたい。いまアデレード、Kは鼻水風邪気味でちょっと憂鬱状態とのこと。

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8月6日(土):10日目 クオーン
  この日から、内陸に向けてのハードなツアーが始まる。今回の車は、頑強なトラック・バス結合型。三菱自動車、日本製で少し誇らしい。ガイド兼運転手はイケメン男性に代った。メンバーは17人に増えた。

 
バスもツアーリーダも代わってイケメンの男性

  昼食は全員で作ったが、あまり美味しくないハンバーグ。その後、山登り1時間ほどでクオーン山。風が強く寒い。山頂に備え付けのノートあり、名前記入。 メンバーの構成は、イギリス1、ドイツ3、フランス2、イタリア新婚2、タスマニア4、南アフリカ1、オランダ2。 その後、2度ほどトイレ休憩で本日の宿泊地クオーンのミル型ロッジ着。
  この街は昔のままのたたずまいを残しているとかで、良く映画のロケ地になるそうな。


左手前のカップルはイタリアから参加、これが新婚旅行とか

8月7日(日):11日目 クオーン
  7時半発、晴れ時々小雨。朝食後、昼食用として、各自タコスを作る。トマトを入れるとぐ水っぽくなるのでレタス、キュウリをメインとする。午前往復2時間ほどのオールッセン・バッゲ山、山頂で小雨。眺望あまりよろしくない。
  山を下りてキャンプサイトで昼食&コーヒータイム。往復30分、アボリジニの岩絵をみるも、素朴すぎる。そこで、ガイドが彼らが使うという植物を採取して薬にするという実演をしてくれた。 その後、羊飼いの小屋跡と墓地見学、夕べと同じクオーン泊。日曜日故。人っ子ひとり見あたらず。

 
全員が入れる大きな木    看板を見て笑うフランス人(残念、いまだに理由不明)

 
こんな天井にどうして描いたんだろう、しかしもう少し、絵心が欲しいなー


この自然のほうが絵になる

 
本日の宿泊はここ、、そして、この町のゲストハウスの宿泊料は7〜8ドル(安い)

8月8日(月):12日目 クーパービディ
 塩湖見学し、4時半頃クーパーピディの洞窟宿着。この街はスターウォーズのロケ地でも有名らしい。 しばらく、街散策。 本日は洞窟内の二人部屋ドミトリ泊。

 
アリススプリングまで 1,221km、先は長い   熱心に説明するリーダー、遥か彼方は地平線

 

 

調理設備完備の公園にて、リーダーが昼食準備中   鳥に餌やりする子供

 

 
洞窟宿の室内       久しぶり、ピザレストランでの夕食

8月9日(火):13日目 ユララ
  久しぶりの二人部屋だったので、リラックスしてやすむことができた。朝、暗いうちに起床、近くの眺望地までドライブ&日の出見学。
 午前はオパール博物館の見学後、採掘がれきの山に登って、オパール探しに約1時間。

 
日の出を拝す          炎天下、オパール探し

 昼食後2時過ぎまでゆっくり、暇な時間。晴れ、日向は暑いが、日陰は快適。

 
洞窟ホテルの前にはスターウオーズの残骸が     アボリジニ人がチラホラ散策

 
ピーカンの好天、日差しがきつい     ストップ!!高速道路を占拠するトカゲ


 午後は次のキャンプ地Marlaまで延々ドライブ移動。途中全員でキャンプファイヤー用の薪拾い。星空就寝。地面に敷いた特製マットレスの間に寝袋ごと入りこんで、就寝。意外と暖かかった。ガイドによるとテント泊よりずっと暖かいとのこと。確かに後日のテント泊は非常に寒かった。。

 

 
メンバーは手分けして夕食を作る  

 

 
道中拾い集めた枯木材で夜のキャンプファイア

 


とても快適、星空下就寝

8月10日(水):14日目 ユララ
  宇宙関連施設のある町、展示は広い敷地にロケットだの航空機だの。

  近くにキャンプ場があり、コンロなど設備が整っている。ここでチキンバーグの昼食。子供たちの集団もランチしていた。頭がピンクの大きな鳥が子供たちからパンをもらって食べていた。 キングズキャニオンまで車で移動し、ワタルカ国立公園のキャニオンを4時間掛けて回る。映画『地球の中心で愛を叫ぶ』の撮影地とはガイドの説明。
  キャンプ地に戻りガイドがたき火でパンを焼く。タスマニアのカップルがチキン料理、野菜蒸し、ごはんを作ってくれる。マカデミアを材料にしたソースを掛けて食す。パンが美味しい。 テント小屋泊、とても寒くて二人ともよく眠れなかった。

 

 
キングスキャニオン(「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケ地)

 
線路を越えて、塩湖を散策

 

8月11日(木):15日目 ユララ
  キャンプ地を出てしばらく走った後、バスを止め、何をするのかと思ったら、灌木に分け入りアボリジニ人が食用としていたという芋虫堀りの実演。何箇所か掘るも抜け殻だけで失敗。
  12時過ぎにユララのキャンプ地着。昼食は鉄板料理とパン、昨日のご飯の残りなど。我々はこれ幸い、ご飯を使ったチャーハン料理にチャレンジ。Good Idea! その後ウルルから少し離れたカタジュタ国立公園のオルガ渓谷の風の谷へ。その後、シャンパンとおつまみで夕日に輝くウルルを鑑賞。
  今日は昨晩の寒さに懲りて星空泊。星空就寝のほうが薄いテント小屋泊よりもずっと暖かくて快適。ガイドのいう通り、実感納得。


キャンプ地の朝、バンガローをお掃除

 
風の谷へハイキング

 
風の谷散策

 

 
ウルルの夕日にシャンペンで乾杯


オーストラリア的夕食

 

8月12日(金):16日目 アリススプリング
  朝6時出発。ウルルに当たる日の出見物がてら、ウルルの麓を巡る約3時間のぶらぶら散歩。その後、アボリジニの文化を紹介するカルチャーセンターで1時間。ウルル麓の岩に刻まれた岩絵や聖なる岩屋など見学。

 
早朝日の出を見ながらウルルの回りを一周する

 

 
  キャンプ地に戻り、昼食後、アリススプリングスに向かう。途中ガイドが急にUターン、脱輪、全員が下りて、車を押すハプニングあり。ガイドいわく「ハニーフラワーが咲いていたので、みんなに味見させたかった」しかし、花はそれほど甘くなかった。
  途中アボリジニ人が作成した作品を売る店に寄る。息子にマグネットを買う。店の前にはアボリジニ人が数名芝生に寝転がっていた。



みんなで押せば大丈夫、、バスは難なく元の道に戻る

  夜8時頃、アリススプリングの宿着。ガイドがディナーの店を予約、メンバー全員で集まって騒ごうと誘う。我々はもう疲れたからと遠慮する。荷物を部屋に置き、Colesで夕食と朝食の食材を買う。

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● ウルルのアボリジニ人
  登頂口の前でアボリジニ人による案内があるとかで30分待つも現れず。仲間内に死亡者が出て来られなくなったとガイドが言う。それだったら、さっさと連絡してくれればよいのにと思った。 アボリジニの文化を紹介するカルチャーセンターで1時間。あまりの単純な造形物に見る気も失せる。ツアーガイドの案内でウルル麓のアボリジニの聖地見学。単純な岩絵を見る。

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8月13日(土):17日目 アリススプリング
  昨日盛り上がったメンバーは、朝の3時か4時ころに帰ってきたようだ。若いなあ。 今日は無料のパンケーキの日ということだったが、ろくなフライパンもないので、巧く焼けず、トースト(宿提供)とカプチーノ、スープの朝食。今日は一日休養日である。洗濯をし、インターネット三昧。
  昼食はサブウェイ。ウールワースで夕食材料を買って帰る。話しかけてきた、香港おしゃべりお姉さんにミニぞうりをあげたら、さらに話しかけてきたが、よくわからない英語に戸惑う。アボリジニ人とのトラブルや当地のお店(マクドナルド)での働き方などのいろいろなどいろいろ話してくれた。


  ここで、シドニーから一緒だったフランス人親子と再会した。明日から一緒のツアーに参加するという。訪問したカンガルー島は動物が豊富で非常に良かったと言っていた。
  夕食はスーパーで買ったジャガイモ、タマネギ、カリフラワー、ブイヨン、冷凍エビ餃子を全部入れた煮物。デザートはリンゴ。久しぶり自分たちで作る食事は美味しい。

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● 食事、天候、いびき、その他
 ツアー中の自由食の時は、中華、韓国料理店を探してしまいます。お寿司が大人気で、どこでも巻き寿司が買えますが、中国人とか韓国人が作っているのでちょっと手が出ません。 アデレードからたくさんの公園を巡りながら一週間かけてオーストラリアのほぼ真ん中にあるアリススプリングに昨夜来ました。 朝夕はとても寒いですが、昼は気温が上がり、簡単に脱ぎぎできる格好で過ごしています。


  今日は一日休養日。明日からまた過酷な旅が続きます。体力勝負です。 昨日は上段ベッドの女性のいびきがうるさくて、、こういう時注意しても良いのですかねえ、、と思いつつ、我慢でなくて下からトントンとつっ突きました。ドン、ではなくトントン(来訪者的シグナル)ですね。 止まってくれたのでラッキーでした。
  YHAにて、9時からパンケーキが無料とかでそれをあてにして今メールを書いています。 昨日は午後からずっと雨しとしとでしたが、今朝はお日様が出て良い感じ。街歩きも楽しみたいと思います。

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8月14日(日):18日目 キャサリン
  4時30分起床。5時40分宿から事務所へ行き、メンバー登録する。今回は24名という大所帯に膨れ上がった。寝袋の借り賃をアデレードで払ったというとOKという。一度借りればツアー中に再度払う必要はないようだ。
  カリブから来たという8人家族はフランス語を話すので、車中はフランス語が幅をきかす。日本企業の駐在員だという日本人女性が一人参加。英、南ア、スペイン、独、オランダの母と娘。シドニーに滞在しているという各国からワーキングビザで来た人が多い。


早朝の南回帰線


ハンバーガーランチ

 
デビルズマーブル、今にも転げ落ちてきそうな大きな岩があちらこちらに


そこかしこで火事が頻発、高速道路沿いにも火の手。
自然発火、消火せずそのままに鎮火を待つとのこと


キャンプ地、Kの指ハブ指導にカリブの子供たちが集まってきた


  南回帰線で記念撮影。最古の電信所、各国のお土産にあふれたバー訪問。 例のごとくピクニックランチし、奇怪な丸い岩がゴロゴロしているデビルズマーブルで一時間半。ゆったりムード。
  キャサリンのキャンプ地に行く途中で例のごとく薪拾いをする。
  キャンプ地のバンガローは二人用、ベッドが入っていて、中々快適。シャワーは今までで一番お湯の出がよかった。

  Kはカリブの子供たちに竹とんぼ、折り紙を披露。人気指ハブの作り方を習う若者あり。 夕食はチキンカツにケチャップとチーズのせ。ジャガイモ炒め、野菜サラダ、野菜炒め、クスクス。

8月15日(月):19日目 キャサリン
  6時30分出発。とあるパブでトイレ休憩。世界各国からの観光客が寄付したお金、土産物、写真、カードなどが所狭しと店内に飾ってある。寄贈された品物を前に、その国の観光客相手に機関銃のようにしゃべりまくる。我々日本人3名にも「お話」があるから集まりなさいとのこと。折り紙、紙幣、硬貨、絵ハガキなどを出してながながと。Kは今まで作りためてきた、草玩具や折り紙を寄贈した。
  ランチはオーストラリア最古のパブというところにて。焼いた骨付きチキンとサラダ。パブで飼われている色とりどりの鳥や蛇を見せてくれるが、野生と違って、見る方は興ざめモード。
  マタランカプール・ネイチャーパークにある32度というぬるい温泉に1時間ほど浸かる。木陰の温泉なので、外に出ると寒い。熱いお湯が出るシャワーを浴びて早々に着替える。 そこから5分ほど車を走らせた後、別の温泉へ。澄んではいるが魚が泳いで、あおこが浮く温泉には入る気にはならない。乾燥しているので、タオルを干すとすぐに乾く。


ぬるいなー、、日本の温泉気分にはほど遠いね


  5時40分から40分間キャサリンの町でショッピングタイム。10分ほどで暗くなってキャンプ地着。

 
久しぶりのお米に感激

8月16日(火):20日目 ダーウィン
  7時出発。しっかりした作りの小屋で暖かく寝ることが出来た。午前ニトミラク国立公園のキャサリン渓谷のカヌー-、行けども、行けどもみなさんに追いつかない。途中であきらめて引き返す。
  次が1時間ほど歩いてエディス滝まで、若者たちは水泳、われわれは傍観。そのままダーウィンへ。 夜7時過ぎホテル着。タオル、石鹸、トイレシャワー付きの2人部屋(たぶん130ドル)を提供されて久しぶりにゆっくりできた。
  カカドゥ公園ツアーから帰ってからの2泊を予約する。 ウールワースで夕食と朝食(クロワッサン、ハム、野菜、チェリー、ミルクコーヒー、スープ、水)を買い、部屋で食事。湯沸かしとコーヒー、砂糖、紅茶、ミルクは備え付け。洗濯をし、就寝。

 
朝のキャンプ地        野生のカンガルーが近寄ってきた

 
なぜかコウモリが枝に沢山ぶら下がっていた     慣れないカヌーに四苦八苦

 
2km先に滝壺プールあり

 
滝壺プールではしゃぐメンバー(Kも参加)

 

8月17日(水):21日目 マリーリバー
  6時20分宿出発。英国の女性が昨夜2日間ツアーから3日間に変えたと言っていたが、結局、満員で宿に取り残される。 昨日から引き続いての参加者 南ア1、フランス4、スペイン1、ドイツ1にオランダの家族4、スペイン2、ドイツ1が参加。合計16名。丁度男女半々。人数が減って、少し落ち着いた雰囲気だ。
  午前中はリッチフィールド国立公園にある2カ所の滝壷水泳、ホットドッグのランチ後、アボリジニの歓迎の行事を受け、彼らの生活の話を聞く。夕方小舟に乗り、クロコダイル、鳥などを見学。 6時過ぎ、まだ明るいうちにMary Riverのキャンプ地着。
 
刻み野菜のマヨネーズ和え、ジャガイモとマッシュルームのニンニク炒め、牛肉焼き、スパイシーソーセージの夕食。

 
おなじみの滝壺プールの後、お腹もすいて昼食

 
アボリジニ人の歓迎儀式(頭に沼の水をかける、岩絵の具で腕に彩色)


オランダ人のメンバー(腕に彩色)


舟に乗り込んでの動物ウオッチング

 
珍しい鳥やワニ

 

  食後は若者の名前を漢字に変換して喜ばれる。当て字ではなく、漢字の意味を聞かれる。Kはクチビルの折り紙で皆に喜ばれる。
  蚊がすごくて食後皆早々に退散。

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● 休憩時間、集合時間

 ツアーでは、休憩時間、集合時間、遅れてはいけないと気を使う。ここで15分!とか20分!というガイドもいるが、ほとんどのガイドはトイレ休憩とか、コーヒーブレイクとかいうだけで、何時集合とは言わない。
  水泳の際もガイドがそろそろ行くぞという感じで着替えをしたり、そんなそぶりをみせると、皆がゆっくりと帰り支度を始める。ガイドから目を離せない

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8月18日(木):22日目 カカドウ
  7時半出発。アボリジニの岩絵があるウビルーを見学し、そのまま岩がゴロゴロしているノーランジーロック山頂から沼地(ビラボン)がきれいな景色を眺める。ピンクのウォーターリリー(蓮)がたくさん咲き美しい。

 

アボリジニの岩絵を説明するリーダー   頂上でひとやすみ(ピンクのウォーターリリィがとてもきれい)

  ランチ後30分ほど登ったところに沢山の滝壷があり、そこで水遊び。面白かった。そこから少し下ったころの大きな滝の下のプールのようなところでまた水遊び。足がつかなく、途中休むところが無く、疲れて途中で引き返す。
  キャンプ地近くで夕日を眺める。 夕食はチキンに野菜を煮込んだストロガノ風をご飯にかけて。


行く手を阻むか、トカゲがお出まし

 
夕日をバックに記念写真撮影後、キャンプ地に戻る、ツアーバスは三菱製、誇らしいー、

8月19日(金):23日目 ダーウィン
  7時発、お弁当を用意。「4WDコース(4Wでないと入れない)」に入ってシートベルトを締めるよう指示される。小川を渡ったり、舗装されていない道を猛然と突っ走る。揺れること揺れること。


4WDツアーバスは満員状態

  とある川べり着、そこで舟に乗り換え、ツインフォールズの下まで。広い砂地が広がっている。ここで子供たち大はしゃぎ、若者も負けずに飛び跳ねている。
  車に戻り、再び猛然と4wdコースを走る。 サンダルはダメと言われ、靴を履き30分の岩伝いの道をたどって、ジムジムフォールズ。乾季で水量ほとんど無い。1時間の休憩だったが、水が冷たいせいか泳ぐ人は少ない。 動物に遭遇するかと少し遠回りするが、空ぶりでダーウィンに戻る。久しぶりに、明るい5時半頃着。

  3日前に予約したガバナホテルは、手違いで泊まれず。予約金が支払われていないのでという説明だが疑問あり。予約時にはフロントからそんな案内もなく、予約OKといわれたのに。オーバーブッキングのいい逃れだと思うが、ここで強行に主張するほどの度胸もない。他を当たってくれるというのでお任せする。
  地球の歩き方にあった、160ドルファミリールーム6人部屋は大きすぎるが、夜も更けて早くやすみたいので、仕方がないがそこに決める。
  夕食はウールワースで食材を買い込みホテルで調理。キッチンが汚いし、部屋も汚いが背に腹は代えられない。野菜沢山の洋風おでん。キッチンで同宿者と言葉を交わす。ビジネスでダーウィンに滞在しているという。

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● 刺青
  刺青をしている人を頻繁に見かけた。どうしてなんだろう。きれいだとも、カッコいいとも、思えないのだが。時に漢字が使われているとどうしても気になる。
  リヨンから来たフランス人の女性のお尻に「空想」とある。意味を聞くと「ユートピア」だという。ユートピアだとしたら、「楽園」とか「理想郷」ではないか。とても違和感がある。
  メンバーのドイツの若者の腕に「変」という入れ墨があった。気になったので、あなたの名前かと聞くと「change」の意味だという。どう考えても「変」だ。

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8月20日(土):24日目 ダーウィン
  ツアー終了につき、惰眠をむさぼり、7時過ぎに起きる。昨日までの忙しさから解放され、余裕余裕の朝食がうれしい。キュウリにキューピーマヨネーズを付けて、ポタージュ、クロワッサン。 9時にフロントに下りて、小さい部屋への変更を頼む。
  「100ドル」「えっ、昨日の受付は90ドルと言ってたよ」「じゃあ、90ドル」 部屋は窓なし、洗面カウンターも剥がれ、タオル掛けもないが、お安いので仕方ない。
  明日のバスセンターの場所をチェックしに行くと、スーパーのColesあり。その隣のビルの中央を突き抜けたところがバス発着所だった。頼みのグレイハウンドのオフィスは土曜日のためお休みだった。
  その前にある私設のインフォでテナントクリークの宿情報を聞く。現地のインフォの電話番号を書いてくれる。公衆電話で、宿の電話番号を2つ。インフォの問い合わせ電話料は無料だった。バス停に一番近いという宿に電話するも、電話番号が違っていたらしく、50セント散財し、結局無駄骨。


根気よく餌をついばむ鳥を眺める


  ランチはタイ料理店があったので、そこで一人前14.9ドルの皿を頼む。味が濃くて、美味しくなかった。外食は当たり外れがあるので難しい。 Colesで水とシナモンペストリーを買い、海岸沿いにある公園で食す。これは甘さ控えめで美味しい。爽やかな風が吹き、なかなか快適である。
  明日のテナントクリークのバスセンターは給油所だそうで、そこのカフェで夜明かしか?ちょっぴり不安。 宿に戻りシャワーを浴びて6時には昨晩と同じ夕食。 ハリーポッターの最新版をテレビでやっていたが、眠くて9時には就寝。

8月21日(日):25日目 テナントクリーク
  7時過ぎに起き、Kはインスタント麺とチーズ、パン、マヨネーズを付けたキュウリ、コーヒー。Mはパン、チーズ、マヨネーズを付けたキュウリ、カプチーノ。 薄暗い部屋にいてもしょうがないので、9時にはチェックアウト、モール近くの木陰で時間をつぶす。ここのGalleriaにはタイ、中国などのフードコートがあり、こちらでランチをすれば良かったねと反省。飲茶のお店もあったし。
  10時半にColesでパン、キュウリ、スモークハムを買い、ベンチに座って早めのランチ。スモークハムは、すこし塩っぱかった。


グレイハウンドのバスセンターは意外とこじんまり

 11時20分にはグレイハウンドのバスセンターに到着。バスが来て、チケットを見せるも、後から来た白人の方を先にする。いやな感じの人種差別。
  キャサリンには定刻に到着。ドライバーがアコモデーション云々と言っていたし、インフォがあったので、テナントクリークの宿泊を予約できるか聞いてみる。到着、出発共に夜中、歩いてのホテル探しなどもってのほか。そばにいた現地の人も夜は危ないという。バス停まで送り迎えしてくれる宿を教えてくれる。
  外の公衆電話にコインを入れようとするも、穴が塞がっている。3台ともそうなので、またインフォに戻って聞くと、隣の店内にある青い電話を使いなさいと言う。 さっき言っていたようだが、どうも聞き取れなかったようだ。1ドルを入れ、どうにか迎えに来てもらう話はついた。これで一安心。


  バスに戻ると、日本人女性から話しかけられた。ワーキングホリデイビザ2年目だそうで、偶然だが、彼女も同じ宿を予約したという。しかも翌日夜出発のバスも途中まで一緒だそうで、心強い。
  真夜中の1時50分定時にテナントクリーク着。既に宿の出迎えあり。チェックアウトは朝の11時だが、夜10時発のバスセンターまで送ってくれるという。早々に就寝。

8月22日(月):26日目 テナントクリーク
  8時起床。持っていた食料で朝食。11時のチェックアウトには未だ間があるので、町を散策する。まず、昨夜のバスセンターの場所を確認するも、宿発行の地図の場所にはない。
  芝刈りしていた小父さんに聞くも、訳が分からず。聞いた場所からは「すぐそこの交差点を左に曲がれば右にある」の簡単な英語の筈が、全く違って聞こえる。1を言うのに、プラス5を言うので、どの言葉が1なのか分からない。
  バスセンターの並び50mほどのところにホテルがあった。ここでも良かったのだが、なにしろ情報がなかったので、仕方がない。 宿に戻り、お金を払おうにも、宿主は寝ていてダメ。荷物を倉庫に預け、昼食と夕食の材料を買いに町にでる。


アボリジニの子供たちを毎日学校に通わせるキャンペーンポスター


  町までは200mといったところ、すこぶる便利なところにあるのだが、夜間は真っ暗になるので、夜間の通行は危険ということは分かる。 お昼は暖かいグリルチキン1羽11.4ドル。に持っていたパン。午後はボーッと過ごす。
  夜は日本人女性(大久保ミオさん)に塩を借り、チキン、キューリ、タマネギが入ったポテトサラダ。キューピーマヨネーズなので、すこぶる美味しい。大久保さんにもお裾分け。
  夜9時30分、バスセンターまで送ってもらう。宿主は足が不自由だが、車の運転はできる。

8月23日(火):27日目 タウンズビル
  乗客は5〜6名。大久保さんは小さな町のロードハウスで週115ドルで働くという。ワーキングホリデイの若者は体のいい低賃金労働者といったところらしい。88日間ファームステイ(漁業、工場も可)すると、もう一年ワーキングホリデイビザが下りるという。外国人を低賃金で雇う便利なシステムだと思った。
  朝5時30分予定より30分早くMt.Isa着。トイレに入ろうとしたら、見あたらない。運転手に聞くと鍵を開けてくれる。 7時20分、10数名の乗客でタウンズビルに向かう。途中でタウンズビルから来たバスの運転手と交代する。 ランチタイムが15分しか無く、選択の余地のない小さなドライブイン。サンドイッチが2切れで6.5ドルもする。持っていたみかんとリンゴでお腹を満たす。
  夕方6時50分予定通り、タウンズビルフェリーターミナル前のバスセンター着。地球の歩き方の地図の部分を切り抜き、通りの角ごとに確認しながら、無事アリススプリングスから予約した宿着。

 入り口でベルを押すと「〜キッチン〜〜〜」と女性の声。キッチンという言葉だけ聞き取れたので、キッチンに来いということかなと類推し、入り口を探せど、どこもロックしてあって入れない。そうこうするうちに、オフィスのドアが開き、チェックインすることができた。
  「キッチンにいて手が離せないのでちょっと待ってくれ」と言ったのだと思う。「I’m comming」と言えば済むのに、例のごとく「うんたらキッチンうんたらくんたら」と余計な言葉が入るので、さっぱり分からず。キーワードだけ言ってくれればよいのに。
  キーデポジット20ドルを払う。1泊90ドルにしては部屋きれいだし、バス、シャワー、冷蔵庫、トースター、湯沸かし器付き、ゆったりしたソファもあり、大満足。コーヒー、紅茶も無料。


広々、清潔でよかったね


  スーパーのウールワースに行くも、通り名が見あたらないので、Subwayでここはどこ?現在地確認し、スーパー着。グリルチキンは売り切れ、対面式でハム2枚、レタス、トマト、キュウリ、インスタントラーメンを買う。帰り道の中華のテイクアウトでチャーハンと2種類の総菜を求める。小さいサイズで7.8ドル。まあ美味しい。レタスとハムの取り合わせもグー。
  洗濯5ドルは今までで一番高い。乾燥は5分1ドル。10分でほとんど乾いた。

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● バス料金は高い
  21日間のアドベンチャーツアーを終え、バスでダーウィンからタウンズビルに移動しました。 安宿1泊、バス車中2泊のアドベンチャー強行移動になってしまいましたが、二人とも何とか体調を崩すことなくたどりつくことができました。ほっとしているところです。 今日は一日タウンズビルで休養し、明日夜行列車でブリスベンに向かいます。本当は寝台車にしたかったのですが、週に3便しかない列車なので満席でした。 飛行機を利用した方が安いし、時間の節約ができると聞きました。そうすればよかった、事前調査不足ですね(未確認情報)

● インターネット事情
  メルボルンのマクドで無料WiFiを利用したが、役立たず。メールを数通落とすのに30分もかかった。タウンズビルのマクドはまあまあ使えるレベルの早さでメールチェックもOKだった。当地のマクドは基本無料WiFiを使えるが、都市によってインターネット環境はさまざまらしい。 YHAやバックパッカーズのWiFiは有料、24時間10ドルが相場。有料だけあって、インターネットはさすがに早い。こちらはインターネット接続=有料がおきまりらしい。

● ワーキングホリデイ
  移動の途中でワーキングホリデイの女性に会っていろいろ話をききました。ロードハウスのアルバイトで週115ドル(約9000円、3食宿泊付き)だそうです。周りは何も無い所なのでお金を使う機会も無く、安い賃金でもお金が貯まると言っていました。 こちらのロードハウスとは国道沿いにあって、トラックの運転手相手のお休み処みたいなもんです。

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8月24日(水):28日目 タウンズビル
  インフォメーションで訪ねると、鉄道予約は旧鉄道駅舎のトラベルセンターだという。明日のタウンズビルーブリスベンを予約する。週に3本しかないので寝台車は売り切れ、普通車となる。所要24時間。
  新駅はそこからさらに15分ほど歩いたところにあった。閑散としていたが立派な駅舎、数名のお客がいるだけ。 帰りにブリスベンーニューキャッスルの電車も予約する。寝台車は196ドルとちょっとお高いので、朝7時半発夕方着80ドル、日中の電車にする。
  ニューキャッスルまでの直通はなく、途中のBroumeadow駅で乗り換えるらしい。時刻表やルートマップは無いという。先が思いやられる。 帰りに昼夜食用の材料を買い込む。

  昼食後インターネットカフェに行くと、日本語を勉強しているというオーナーがいろいろと話しかけてくる。メールの送受信後、ニューキャッスルのYHAを予約する。インターネット利用料は1.5ドル。安い。海岸沿いを散歩し、別のスーパーでイチゴ、水などを購入。イチゴが美味しい。 ブリスベンのシャドンインに電話するも、26日はOKだが、27日はフットボールの大きな試合があるので、満員という。がっかり。
  ポテトサラダの準備をし、さっきのインターネットカフェに行き、ホテルIbisなどに当たるも、すべて満員。YHAの6人部屋が空いていたので、即予約。これで、帰国までの宿はすべて予約済みとなった。

 

8月25日(木):29日目 ブリスベン 
  9時過ぎにチェックアウトをし、10時過ぎまで中庭でだらだら。街に出て、インフォメーション前の椅子でお休みがてらKは草バッタ作り。カプチーノLサイズ5.5ドルは、おいしい。通りがかりの旅行者と思われる数名が、草バッタに興味をもって話しかけてきた。草バッタ、草クジャクなど謹呈。
  昨夜の残りのポテトサラダが昼食。夜食用にターキーのハム(3.7ドル)を購入。再びだらだらと駅に向かい、12時45分着。昨日の切符購入で応対してくれた男性がいて、「随分早く着いたね」と笑いながら声を掛けてくる。

(駅を降り、踏切を渡り大きな通りを渡るとバス停「Railway Station」がある。200,201,202,207番バスが街の中心City Mall行きである。)


  乗客の8割方は枕持参。その半数は毛布も持参。ダーウィンからタウンズビルまでの長距離バスでもほとんどが枕持参。こちらでは当然の携行品らしい。
  予定より15分遅れで列車は出発。シート席はがらがらだったが、ブリスベンに近づくにつれて、ほぼ満席となる。

 
風が吹き抜けてさわやかな駅舎、マクラ持参で列車を待つ人々

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● 列車での出来事
  ブリスベン行きの車内で、後ろの座席の7人子供(0才から10才ぐらい)連れがうるさい。早朝7時過ぎころから車内をウロチョロして騒ぎだし、隣の老婦人は食堂車に避難していった。
  Kの座席付属の机をバタバタと開け閉めしだしたので、「テーブルで遊ぶのは止めて」と注意した。Kが「両親が逆ギレしたら怖いからこういう時は我慢したほうがいいよ」という。それはありうる。
  両親は並んで座り、その隣りと後ろの席を子供たちが占める。子供の世話は10歳位の長男であるクリス(母親が何度も名前を呼んで弟妹たちの面倒を見させていたのでしっかり覚えてしまった)の役割。父親はヘッドホンで音楽を聴いていて我関せず。母親は羊を囲い込ませる犬の役割をクリスにさせている。羊飼いたる母親は座席にすわったまま犬(クリス)に命令するだけ。

  バンダバーグを過ぎ、もう数分で到着という駅名のアナウンスに、両親は慌てて降りる支度をはじめた。なにしろ7人の子供とそれぞれの枕、毛布その他もろもろの鞄、脱ぎ散らかした子供たちの靴等々、集めるのに長男クリスは大わらわ。しまいに駅員に「Jump off!!」と注意され、妹の片方の靴が見つからないままに下車していった。
  車内はとたんに静かになりほっとする。 バンダバーグの次の駅で降りたので、今は超静かでなかなかよろしい列車旅。20年前訪れたバンダバーグは様変わりで大きな街になったようにみえました。

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8月26日(金):30日目 ブリスベン
 列車旅30時間あまり、 1時間35分遅れで午後5時半ブリスベーンローマSt.駅着。もう薄暗くなっている。暗くならないうちにとシャドンインを目指す。20数年前は駅裏といったマイナーな感じだったが、今は近代的なオフィス街に変わっていたが、シャドンインだけは絵本「小さなお家」のように外見変わらず、中も変わらず。twin80ドル。朝食付き、24時間コーヒー、紅茶、牛乳無料。 市の中心まで10分弱。
  Colesで水、オレンジ、リンゴを買い、フードコートで中華の夕食と超甘いメープルシロップがたっぷりかかったパンケーキのデザート。宿にもどり、シャワーと簡単な洗濯を済ませる。明日はYHAのドミトリに移動予定。 アニーズ・シャドン・インではなく、アニーズ・インに名前が変わっていた。

 
座席もゆったり、長時間の乗車も快適

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● ブリスベンの宿
  20年前に泊まったAnnie's Shadon Innです。以前は駅裏のマイナーな場所にあったのに、今はオフィス街のまっただ中になっていました。ビルに囲まれて昔のままのピンクの家、まるで絵本に出てくる「小さなお家」といった感じ。接客のおじさんの応対する雰囲気も中の作りも変わらず、懐かしかった。
  本当はここにもう1泊したかったのですが、2泊目はYHAのドミトリ。その日はニュージーランドとのラグビーの試合で市内の宿に予約が殺到したそうです。

● 草バッタ売り
  ブリスベン初日は雨の一日。マーケットに行きましたが人波もまばら、広げた草バッタにも声を掛けてくれたのは1名、売れそうにない雰囲気で、早々店じまいしました。昼は中華街で飲茶、まあまあのおいしさでした

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8月27日(土):31日目 ブリスベン
  朝9時過ぎに荷物を宿に預け、明日の電車の時刻表を駅で貰う。ついでにルートマップがあるかと尋ねるが、無いという。まずは、本日移動予定のYHAの場所確認。Rome St.駅の西でほぼ5分の距離に安心する。
  小雨降る中South Brisbeneに歩いて行く。Expo跡地で土日に手作り市が開かれている。そこで草バッタなどを売ろうという心づもり、がぁ、雨日和で人出がイマイチ。
  11時過ぎに中華街に行き、飲茶を食べようと駅に行くも、ゾーン制で行く駅が第一ゾーンなのかさっぱり分からず。ゾーンの表示も一切無い。たぶん第一ゾーンだろうと見当を付け、一人3.9ドルの切符を購入。 プラットフォームが上りと下りでは道路を隔てている。不案内の観光客にはまったく不便この上ない。
  どうにか中華街の駅(地球の歩き方に載っている駅名が変わっていた)に降りたち、同誌に乗っていた飲茶の中華料理店へ。二人では何種類も食べられず、直ぐにお腹いっぱいになる。中国人ではなく、現地人が多いので、店選びは失敗だったかも。飲茶の種類も少ない。二人で35.5ドル。


  中華食材店でキューピーマヨネーズを購入。Woolworthがあったので、今晩と明日の食材を購入。アニーズ・インに戻り、荷物を受け取ってYHAへ移動する。 なんとYHAの直ぐそば歩いて5分ほどのところに大きなColesあり。雨の中、汗びっしょりになって重い食材を運ばなくてもよかったのだ。
  シャワーを浴びて洗濯3ドル、乾燥3ドル。YHAは宿泊棟に入るのにも、部屋に入るのにも、トイレやシャワー室に入るのにもカードキーが要る。 グリルした鳥1羽(明日の朝・昼食兼用)、ポテトサラダ、コーラの夕食であとは寝るだけか。


台所設備は整っている

8月28日(日):32日目 ニューキャッスル
  パン、ミカンとスープの朝食。昨日とはうって代わって良い天気。7時10分前にYHA出発。 7時半シドニー行きはもう入線していた。5分遅れで発車。最初は数人の乗客だったが、少しづつ乗り込んできて、乗車率はほぼ8割レベル。
  車窓の眺めは牛や馬の牧場がほとんど、羊は数頭見ただけ。カンガルーも数頭目撃。ツアーのドライブで目にした内陸の荒涼とした景色から一変して、緑豊かな林や牧場でなかなか眺め良し。 前夜作ったポテトサラダが昼食。お腹いっぱい。
  名前に期待してプレミアムコーヒーを頼んだら、お湯+袋入りインスタントコーヒーで拍子抜け。(なお、車内食は最初に注文を取りに来て「できましたよーん」という放送で乗客が食堂車(屋台の窓口みたいな感じ)に取りに行くシステムになっている。)


こぼさないように このように箱の隅に固定、これがプレミアムってこと?


  Broumeadow駅には18時50分(数分の遅れ)到着。 下車して直ぐに慣れない自販機でニューカッスル行きの切符3.2ドルx2枚購入。4つめが終点ニューカッスル。5分ほどでニューカッスル駅無事到着。 徒歩5分、YHA着。
  古いイギリスのお屋敷風の建物で、談話室が広く風情がある。階段も幅広い。 ダイニングで持参のパン、チーズ、オレンジ、備え付けのコーヒーの夕食。 キッチンでは数名のインド人の声がうるさく、さっさと部屋に戻る。


なかなかいい感じのリビングルーム

8月29日(月):33日目 ニューキャッスル
  昨日の夕食と同じものが朝食。8時に宿を出て海岸沿いを灯台まで散歩。寒い中サーファーがけっこういる。明日の電車の時刻と料金を確認し、宿に戻ったのが10時。お茶する。
  11時半過ぎに昼食を食べにDarby St.に向かう。途中ニューカッスルの繁華街を通るも、人通り少なく、閑散としている。 いろいろ物色したが、タイ料理店などは夕方からが多く、結局ベトナム料理店に入る。なかなか高級そうな店構え。ポークのフォーとフォーに春巻きがのったものを注文。生のもやしにミントの葉、ライム添えの皿が出てきたので、もやしはフォーに入れ、ミントの葉は香草の臭い消しに入れる。まあまあのお味。これで18ドルは安い。
  2kmほど歩いてMarketownに、巨大なWoolworthsやColesが入っている大きなショッピングセンター。ここで数独の本6.95ドル、紙ナプキン3つで10ドル。Colesで夕食の材料を購入。King St.に入ったところにマクドあり。さっそく3.9ドルのコーヒーを飲みながらWifiでメールのチェック。

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● YHA(ユースホステル)
  ツアー中や二人でシドニーに戻る時に利用した。大都市には必ずあるし、ロケーションもまずまず、ネットで空き情報を見て、即座に予約できるのが便利である。
 
アデレードのYHA:年配者多し、コーヒー、紅茶無料、非常にきれいでオススメ。
  ブリスベンのYHA:ほとんど若者ばかり。隣接して3つもBackPakersの宿がある。近くにColes(大きなスーパーマーケット)があり食料調達に便利。
  ニューカッスルのYHA:年配者多し、コーヒー、紅茶無料、イギリスの館を改造したような建物。リビングの広さに圧倒される。暖炉があり、キッチンはまあきれい (「地球の歩き方」では古い建物を修理したバックパッカーズと書いてあったが、バックパッカーズの建物は近代的ビルの一角にあった。実際はこのYHAのことだ。)

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8月30日(火):34日目 シドニー
  朝9時前にYHA出発。駅まで徒歩4分。9時24分発シドニー・Central駅行き。 定刻12時04分のより少し早く12時着。1ヶ月前に予約したホテルがあるHurstvill駅に向かう。
  ホテルの向かいの以前入って美味しかった中華料理店でお粥とSteam Rice Rollを食す。2皿で9ドル。いずれもさっぱりとして美味しい。
  ホテルのチェックイン時、デポジットとして100ドル請求される。明日は早朝出発なので、デポジットの返金をどうするか。 結局「Trust you」で100ドルは返して貰う。結局一泊料金98ドル。部屋は2方向に窓があり、とてもきれい。
  駅にあるColesでお土産を買う。オーストラリア産のマヌカハニーとアドベンチャーツアーで美味しかったビスケットを購入。 夕食も昼食と同じ中華店で大皿にいっぱいの水餃子と山盛りの酢豚(18ドル)これも美味しかった。「See you tomorrow!」の挨拶に苦笑い。明日の訪問は早朝故無理なのだ。

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● 列車
  タウンズビルからシドニーまでは海岸沿いを走る鉄道を利用した。
  * タウンズビルからブリスベンへの移動の寝台車は満席で普通座席になってしまった。まる一日かけての長時間移動。熟睡はできなかったが、揺れるバスよりはずっと快適だった。
  * ブリスベンを朝早く発って、夜の7時頃ニューカッスル着の丸一日列車の旅。今までの沙漠のような景色から一転して、緑多い山間をうねりながら走る。平行して走る車より遅いのでたっぷり時間がかかった。 座席は広く、シャワー設備あり。食堂車もついていて設備に関しては文句なしだが、ゆっくりすぎるのが玉にきず。時速約70km位か。

● 日本人、中国人、韓国人
  これまで会った日本人は、こちらに留学している大学院生、語学教師の女性、建築プロジェクト関連会社の女性、ワーキングホリデイの女性。女性の方が元気が良いですね。
  日本人の男性は確実性が無いとこちらには来ないとワーキングホリデイの女性が言ってました。 旅行者で東洋系となると韓国人か中国人ですが、うるさいし、マナーもよくないのが気になる。日本語に比べてトーンが高い言語だからか、うるさく聞こえるのかもしれない。今の国の勢いを象徴しているように思えます。
  シドニー郊外ハウストビルの街のホテルに滞在したが、ここでも中国人パワーはすごく、中華料理店がメジロおし、中華系のお店が軒を連ねている一角もありました。地元の人の話では、成績の良い学校は中国人がいっぱいらしいし、中国パワー恐るべし。

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8月31日(水):35日目 シドニー
 朝4時半起床。非常食として一ヶ月間持ち回ったインスタントおにぎりとイチゴの朝食。お湯を注いで待つこと5分、インスタントおにぎりのお味はまあまあ。 5時半ホテルを出て、空港まで15ドルと中心街に出るより近距離なのに特別な高額料金設定になっている。(往復だと25ドル)急行に乗れたので、空港には早めに着いた。 JAL搭乗手続き窓口は直ぐ近く。Macの製品が沢山展示され、自由に使える。日本のニュースを見たり、メールチェックをする。 予定時刻8時15分シドニー空港発、機上の人となる。

2011年・夏休みアドベンチャーツアー・終了

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