★★★アメリカ東部美術館めぐり(フィラデルフィア、ワシントン、ボストン、ニューヨーク)★★★
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 アメリカ東部美術館巡りのツアーに参加したいとMが宣う。
料金を聞くとその金額なら個人旅行の二人分だ。
猫のお世話をいつもの高校生にお願いし、早速計画をたて実行。

格安航空券購入、ホテルはキッチン付きをインターネットで検索&予約&支払い済

(文中の★、、、は「地球の歩き方」に投稿のコメント、採用されたらうれしーな)
11月28日(月) 1日目 ニューヨークからフィラデルフィア
 ニューヨークJFK空港には定刻13:15着。機外に出るのに時間がかかり、入国審査場に入ったのは14:00。
 入国審査には長蛇の列。写真撮影、指紋など厳重チェックあり。そこからAir trainに乗ったのは15:30なので、結局出るまで1時間半近くかかったことになる。

 空港巡回駅Jamaica StationからPen Stationへは$5+4.25x2名。フィラデルフィア行きアムトラックの切符は自動券売機でカードで購入できる。

 出発ホームは直前にならないと分からないのがどうにも不便ではある。空港でみるような大きな掲示板に番号が表示されたら、その番号のホームへ降りるエスカレーターの前に並ぶ。電車が入線してはじめて、エスカレーターの前にいる係員に切符を提示し、ホームに降りる。Amtrakは座席指定ではないので、適当に空いている席に座る方式。

Pen Station発16:42 Philadelphia着18:08 Acera特急$83.30 x2名。

 駅正面出口を出てJFK通りをまっすぐ、迷うことなくThe Windsor Suitesホテルに着いたのは18:32。2泊で24,191円(Internet予約支払い済)。

 フロントで尋ねたスーパーは徒歩10分ほどの距離にあった。日も暮れて遅い買い物、遅めの夕食。トースト、ハムエッグ、オレンジ、ラッシー(砂糖無し)。今回のホテル選びはInternet検索、カード振込、キッチン付きが基本。

★ アムトラックに乗るには,ターミナルからエアトレインにてジャマイカ駅(終点)、ここでLIRRに乗り換え、ペンシルベニア駅へ。ターミナル間のエアトレインは無料だが、ジャマイカ駅利用の場合は$5+ジャマイカ駅からペンシルベニア駅までの料金。シニア料金あり。

11月29日(火) 2日目
 曇りだが今にも泣き出しそうな雨空。

 Independence Visitor CenterでIndependence Hallの9:40のツアーを予約。空き時間があるので、Liberty Bellへ。

 9:00オープンの5分前に到着。手荷物検査の後、入館。写真を撮り、Independence Hallのsecurityへ。
 警備員がCongress Hallの案内が9:20からあるので、そこを見てから戻っていらっしゃいと親切に教えてくれる。その手前の建物の中で、オリジナルの独立憲章とサインに使用したインク壷を見学。

 Congress Hallのツアーは我々2名、1、2階を案内してくれた。

 ようやくIndependence Hallの見学ツアー開始。14〜5名、案内のおじいさんが張り切って懇切丁寧に説明する。参加している小学1年生ほどの男子に建国の経緯を分かりやすく解説しているようだ。二部屋を説明するのに30分の予定が50分。この優しい説明?にも関わらず、ほとんどついていけず。もっと英語を勉強しなさいってことか。

 その後、雨の中、付属のいろいろな建物を見て回る。

 次はCarpenter’s Hall。寒くなったので、その前のカフェでホットチョコレートをいただく。2杯で$4と当地の飲み物はお安いようだ。 Franklin Courtは改装中で入れず。雨が止まないので、向かいにあったフードコートで11:30少し早めのランチにする。中華とタコス、いずれも不味い。

 雨も上がり、フィラデルフィア美術館へ。シニアは$14。地球の歩き方に出ていたお勧め美術品を鑑賞。

 その後明日のワシントン行きの列車の切符を買いに駅へ。各駅停車を選んだら$41.65 x2名。昨日のニューヨークからの半額にちょっと得した気分。Acera特急だとそれよりお高いようだ。

 
ホテルの部屋からの眺望       初見Liberty Bell

  
延々と続く説明員の英語シャワー


フィラデルフィア美術館から街の眺め

11月30日(水) 3日目 フィラデルフィアからワシントン
 勘違いして一時間半早く駅に着く。

 ワシントンーボストン間は土曜日で列車の本数が少ないので前もって予約しておくことにする。午前の便は、9時発のAcera特急しかない。$200 x2名を超える乗車賃に、ちょっとひいてしまった。

 ワシントン行きの列車は、遅れる、遅れるの放送が繰り返され、結局50分以上も待たされた。しかし、ワシントン到着は、時間を挽回したようで、40分遅れ、12:30着。

 ユニオン駅地下のフードコートのサブウェイのサンドイッチで腹ごしらえのランチ。20〜30分ほど歩いて、本日のホテル、The Eldon Luxury Suiteへ向かう。3泊で39.234円(Internet予約支払い済)。

 チェックインは4時だが、早めに部屋に入れてもらえた。ラッキー。リビング、キッチン、ベッドルームとも広くてゆったり。バスタブがないだけですべて良し。ミストシャワーは新体験、上からはもちろん、正面からも。

 早速、歩いて5分ほどのスーパーへ。$66と言われ、慌ててカードにする。ステーキ2枚$9に目が眩んでカゴに入れたが$18とは。会員価格(というのがあるらしい)の倍とは知らなんだ。果物等もフィラデルフィアの5割増し。

お高い買い物を済ませて、近くのチャイナタウンへ。お粥とワンタン麺、美味しいかと聞かれてsoso。美味しくないとは言えなんだ。

部屋に戻り、ゆったりと過ごす。ふかふかのソファ、広めの部屋に大満足、居心地まっことよろし。

★ ワシントンDCのフルキッチン付きのホテルです。The Eldon Luxury Suites
 eldonsuites.com 933L St. NW Washington DC Phone:202-289-4323
 ホワイトハウスやスミソニアンへも歩いて15分ほど。スーパーマーケットは5分、チャイナタウンは10分。広いリビングとフルキッチン設備で自炊が可。部屋はとてもきれいです。1泊174ドル(2人)から

 
真正面はフィラデルフィア駅、そして、その構内

 

12月1日(木) 4日目 ワシントン
 6時起床。パンケーキ、ハムエッグにコーヒー、ヨーグルト。インゲンの胡麻和え(インスタント胡麻和えの素)は、なかなかいける。

 9時過ぎにホテルを出て、国立自然史博物館に10時入館。ダイヤモンドのコレクションがすばらしー。

 モールを通りぬけ、ワシントン記念塔を目指す。しかし、通りがかったカップルに聞くと修理中とのこと。「高いところなら、オールドポストオフィスの塔があるわよ。」との情報をいただく。

 引き返してフリーアギャラリーで西太后の写真や日本の美術品を鑑賞。

 国立航空宇宙博物館へ足を伸ばす。カフェテリアはお子様向けのマクドナルドしかない。チーズバーガー、フレンチフライ、飲み物(コーラとコーヒー飲み放題)$8.25。寂しいランチ後、館内をざーっと見てまわる。

 先の情報「オールドポストオフィス」の塔に上がってみよう。どこもそうだが、必ず持ち物チェックがある。いったん10階までシースルーのエレベータで上り、そこから4階ほど別エレベータに乗り換えて屋上まで行く。
 数名の観光客が入れ替わり立ち替わり、ちょっとした名所らしい。天気が良く風があって、遠くまで見通せる。

 帰り道、リンカーンが暗殺されたフォード劇場、死亡したピーターセンハウスを見学しようとしたが、どちらも有料なのでパスし、劇場の前でワッフルとコーヒーでお茶タイム。

 ホテルに戻り、うつらうつらしていると、TVニュースでオバマ大統領のイルミネーションの点灯式とコンサートの情景を映す。ここからホワイトハウスまでは1kmちょっと。明日の夜の観光はホワイトハウス前のクリスマスツリー見学に決定。

 夕食はTボーンステーキを半分ずつ。レタスサラダ。ポテトのマッシュ。インスタント味噌汁。デザートはブルーベリー。ステーキ一枚を二人で分け合って十分の量、せっかくの機会、USA牛肉を食べずには、帰れまい。

 
国立自然史博物館        工事中で入館出来なかったワシントン記念塔

 

12月2日(金) 5日目 ワシントン
 7時起床、時差にも慣れてきたようでぐっすり。

 9時半過ぎにホテルを出、国立絵画館へ。館内案内図を手にダ・ビンチ、エル・グレコ、フェルメール、ターナー、モネ、ピカソ、マチスなどなど、超有名作品がいっぱい。

 東館への地下通路でネックレス$38、相棒Kの目線を気にしつつ、お土産(自分ご褒美)に買う。

 お腹が空いてきたので、チャイナタウンへ。何となく気になっていたレストランに入って見る。ランチは$6+tax+サービス料とリーズナブルな価格。
 ウェイター「ワイワイorフライ?」。何度聞き直してもワイワイの意味が分からず。同じテーブルの女性に「ワイワイ」とはなんぞやと聞くとwhite riceとのこと。早速ウェイターにワイワイなるものを注文する。
 牛肉とブロッコリーの炒め物と酢豚の2種。山盛り。白飯とウーロン茶付き。いずれも美味しかった。同じテーブルの白人男性はウーロン茶に砂糖を入れて飲んでいた。ボイルドピーは山盛りインゲンの炒め物であった。我々二人で$15。

 ホテルへの帰り道、SAFEWAYで明日の列車中での食料を調達。

 午後1:30ホテルへ戻り、Kはシャワー、Mは洗髪、しばしのお茶休憩。

 15:30ホテルを出、ホワイトハウス斜後ろのRenwick Galleryへ。落ち着いた雰囲気でなかなかよろしい。
 2階ホールでクリスマスツリーの飾り付けを訪問者にも手伝える行事があり。私は、脚立に乗ってハート型のオーナメントを取り付けました。ホワイトハウスで使われた食器、椅子、机などホワイトハウス内で実際に使っている写真と共に飾られていた。

 夕闇には少し早かったので、のんびり過ごし、街の灯がつき始めた17時過ぎにホワイトハウスを目指す。昨夕、オバマ大統領一家が点灯したクリスマスツリーは、思っていたよりも小さかった。
 ツリーの下にミニチュアの列車が走り、周りを取り囲むように各州の名前の付いた樅の木が配置されている。


 シャワーを浴び、洗濯、ステーキを焼き、キュウリの昆布茶モミ、忘れていたミックスサラダ、トースト、ゆで卵の夕食。


★ 富記(Full Kee Restaurant)
 www.fullkeedc.com 509 H St N.W.WashintonDC Phone 202-371-2233,202-371-2089 11:00am-2:00am
 ランチメニューは10数種類から選択可$6、ボリュームありかつ美味。ファミリースペシャル(4名)$88あり。入り口は狭いが半地下で中は広く、昼食時は行列ができる。USA中華レストランTop100を3年連続受賞。地下鉄チャイナタウン駅すぐ。

 

 
見たかった美術品の数々、展示替え作業中だったり

 

 
授業で来ている子供達、床に座り込んでの授業


とても居心地のよかったホテル

 
クリスマス飾り付けのお手伝いをしました

 

 
夜のホワイトハウスと広場のクリスマスツリー

 

12月3日(土) 6日目 ワシントンからボストン
 ハムエッグ、オレンジ、パンケーキとトースト、コーヒーの朝食。

 7:50ホテル発。ユニオン駅には8:15着。F20の入り口(近くの駅員に確認)に並ぶ。定刻15分前になってようやくゲートが開いた。
 ファーストクラスの乗客は既に乗り込んでいた。飛行機と同じシステム。エコノミークラス?連は長い列車の端から、沢山の荷物を引っ張りながらゾロゾロと歩いて乗り込む。

 定刻の9:00、何の合図もなくゆっくりと列車は動き出す。ほぼ満員。
 車掌はチケットの半券を取り、別の券を座席の上に挟む。この乗客はどこまで行くかの目印らしい。ニューヨークで9割方降りるも、同じく乗る人も多く、再度満員になる。
 座席は指定ではないので、大きな荷物を引っ張りながら巨大人、肥満人が空席を探して右往左往、何とかならないものか。降りる駅に近くなると車掌が一人一人に教えてくれる。アナウンスもしっかりあり、間違えようもない。

 ボストンには10分早く15:35着。Red Lineに乗るべく切符販売機へ。
 係員がいたので、シニア、ワンウェイと言うと、Charlie Cardを懐から出し、券売機でナンタラコンタラ操作し、$3.4を投入。これで二人使えると言う。入場ゲートにカードをかざし、二人で通る。

 Park StreetでGreen Lineに乗り換える。地下鉄だと思っていたら、途中から一般道路に出て、市電の雰囲気になる。
 Boston University Westで降りようとしたら、通過してしまい次の駅で降りる。アナウンスでは確かにNext Station is Boston University Westと言っていたのに、止まらないとは。

 駅間は短いので大した遠回りすることもなく、本日の宿「Tおばさんの家」に無事着。地下の部屋を案内される。広くてきれい。

 例のCharlie Cardの使い方を聞くも、地下鉄は使わないのでよく分からないとのこと。

 今晩のバストイレは我々だけの使用とか。荷物を置き、スーパーへ。500mほど歩いたところに巨大なスーパーと中華マーケットがあった。青梗菜とエビとチキンのワンタンスープ、キュウリ、蒸かしジャガイモの夕食。

 
Gate”F”にて列車の到着を待つ

 
列車の旅は快適          車掌が発行した乗客の行き先表示カード

 
スタンフォード駅、そして本日の最終目的地ボストン駅構内(クリスマスのデコレーション)

12月4日(日) 7日目 ボストン
 食堂に朝7時に上がっていくが、何も用意していない。40分ほど本など読んで待っていると、オーナーが2階で朝食の用意が出来ていますと言う。階が違う、そんなこと知らん!

 オムレツ・トマトとクレソン添え、レタスとエノキ入りのスープ、コーヒー、ミニベーグルクリーム添え。いずれも美味しかった。2泊分の宿代は、$128.00x2泊=256.00―25.60(冬期割引)=230.40+6.00(インターネット2日分)=$236.40

 同宿の男性にCharlie Cardの使い方を聞くと、片道定額$1.7なので、$3.4は二人分。ということは、このカードには残金が無いと言うことになる。

 9時ころ宿を出て、昨日止まらなかった駅で通過なんて昨日の二の舞はしたくない。一つ先Boston University Centralで乗ることにする。

 カードをかざすと1.7と見えた(先に二人で一度改札を通過している残り?それとも乗車賃の表示か?)。目の前の黒いボックスでお金をチャージしようとすれど、運転手に「ダメよ」みたいな意思表示を受ける。どうも車内ではチャージ出来ないようだ。
 結局$3.4で昨日と今日2回(二人なので計4回分)乗ったことになる。降りるのは電車のどのドアからでも良いが、地上駅では乗るときに運転手にカードをかざすシステムらしいことは分かった。しかし、このカードの料金体系がよく分からない。

 South Stationで明日のアムトラックを予約する。ボストン発11:05、ニューヨークには15:16着の各駅停車にする。$58.65x2名。Aceraより45分余計にかかるが、乗車賃は約半額だ。

 Boston CommonのIで地図を手に入れ、フリーダムトレイルをしばらく歩く。クインシーマーケットを覗き、初めてスターバックスでカプチーノの大($4)を買い、二人で飲む。当地の人は電車の中でも、路上でもコーヒーカップを手に持っている人がたくさん、たくさん。どうしてかな。

 ランチは是非ともロブスターを食べたいので、地球の歩き方で推薦されていたチャイナタウンの「小桃園」に行く。
 11:30ころと未だ早い時間だったせいかガラガラで少し心配になる。さっそくスチームロブスター生姜焼きとビーフ炒飯を頼む。2匹のロブスターが皿いっぱいに盛られ、それだけでお腹いっぱい。とても美味しかった。炒飯は少し食べただけであとはドギーバッグにしてもらう。
 $35.4だったので、$40支払う。

 店を出たところでミカン一袋$2.5を買う。

 Boylston駅まで歩き、カードにしっかり$3.4(二人分)チャージする。グリーンラインに乗りボストン美術館に向かう。

 Kは入り口の椅子で待つという。シニア料金$20と少々お高いせいか、荷物検査は無し。英語版の案内書にはお勧めの美術品が写真と番号で表示してある。それを頼りに広い館内を探せば、簡単に見つかると言うわけ。

 ホテルへ戻る途中のイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館は残念なことに閉まっていた。

 ゆっくりと歩きながら、高級住宅街の佇まいを眺め、3時頃宿着

 夕食は持ち帰った炒飯(大盛り悠々二人分の量)、キュウリ、味噌汁、りんごなど。温め直しだが、炒飯はとても美味しかった

 
ボストン駅周辺を歩き回る


写真撮影協力モデルさん

 
何か事故が??自転車で集合した警察官数名

 

 
ボストン美術館

 

 

 

12月5日(月) 8日目 ボストンからニューヨーク
 7時に2階の食堂へ。ご飯、海苔、エビシュウマイ。大皿にきれいに盛られたトマトとクレソン添え目玉焼き、豆腐と小ネギの味噌汁、コーヒー。

 9時前に宿を出、昨日と同じBoston University Centralへ。カードをかざすと$1.7と出る。これは$1.7徴収されたのか、残りが$1.7なのか?最後まで疑問だらけのカードであった。結局$3.4x2(4回分)のチャージで二人で4度(計8回)乗ったことになる。

 South Stationに9:20着。すっかり気に入ったスタバのカプチーノを飲んで時間をつぶす。

 電光掲示板には出発予定の列車が時系列に表示されているが、ホーム番号は無い。アナウンス頼りだ。 10:30になり、そろそろかなとホームに入ると大きな荷物を持った女性が係員の前に並んでいる。聞くと我々と同じ列車番号。さっそく荷物を持って並ぶ。ホーム入り口の掲示板には何も表示されていない。アナウンスも無い。これもカード同様よく分からないシステムだ。

 ガラガラのNortheast Regional(普通?)に乗車。ニューヨークに近づくにつれて乗客が増えほぼ満席。定刻15:16より少し遅れてペン駅到着。

 駅前の大通りに出て、ホテルの方角へ歩き出す。さすがニューヨーク、大勢の人たちが行き交っている。無事East Gate Tower Hotel着。3泊で60,790円(Internetで支払い済)。11階。

 クイーンサイズベッドが1台の予約だったが、アップグレードで広いリビングに、大きなベッドが2台ある寝室付き。一応、フルキッチンだが、鍋、皿などの台所用品が貧弱。

 ホテル近くの中華テイクアウトでインゲンとエビ炒め、白飯で$13.50。そこでスーパーのありかを確認する。あまり大きな店でなく、品物は総じて高い。

 ホテルのWiFiは1日$13.50、1週間で$44とバカ高いのでインターネットはあきらめる。

 夕食後クリスマスイルミネーションを見に、市立図書館の裏のスケートリンク見学。99cストアがあったので、アスパラの皮むき器($1.03)を購入。

 ついでにブロードウェイまで足を伸ばす。
 
チケットショップにて、Mamma Mia!の20:00開始のチケット2枚$164.20を購入。2階の前から2席目のとても見やすい席だった。物語はだいたい分かっていたし、ところどころにクスリとさせる台詞があり、歌も楽しめた。22:30終了。

 帰り道、タイムズスクエアのイルミネーションを見に行く。ここでもアイススケートを楽しんでいた。もう夜11時すぎだというのに子供も交じって大勢の人がいた。

 ホテルに帰り、トーストと紅茶でお腹を満たし、お風呂に入って就寝は0:20過ぎ。

 
ボストンからニューヨークへ、FreeWiFi&車内電源完備、皆パソコン稼働中


ペン駅、ニューヨークに到着だ

  
アップグレードしてくれた部屋は広々、しかしキッチン設備はイマイチ


市立図書館裏のクリスマスツリー


ブロードウェイの切符売り場周辺

 
ミュージカル”マンマミーア” 特等席から鑑賞

  
かの有名なタイムズスクエアのクリスマスイルミネーション
(なぜか、どこでもツリーとアイススケート場はセットになっている)

12月6日(火) 9日目 ニューヨーク
 6:30起床。洗濯をすませて、アスパラを茹でる。格安ピーラー、切れ味が悪いのは当たり前か。フランスパン風のトーストはなかなかいける。アスパラはマヨネーズ、コーヒーはミルクたっぷり、ターキーハムにみかんの朝食。

 ブロードウェイのマックで$0.97のコーヒーを飲みながら無料のインターネット。場所によって電波状態が違うので要注意。パソコンを開いている人の席に移動してOK。

 セントラルパークを抜けてメトロポリタン美術館へ。公園内の徒歩コースはくねくねしていて、工事中で迂回させられ、10:30頃に到着する。

 シニア$17。荷物チェックではPC起動で画面確認まで。日本美術とヨーロッパ装飾を見る。案内図は部屋番号がないので方向感覚をしっかりしないと迷いそう。

 もう12時、空腹と鑑賞疲れで歩くのもおっくうになる。セントラルパークを横切ってアメリカ自然史博物館へ向かうが、入館する心の余裕も無し。残念なことに、この界隈、レストランなど見あたらず、屋台のホットドッグかプリッツェル屋のみ。

 チャイナタウンへ地下鉄で直行しよう。メトロカードは$10(4乗車分)。地球の歩き方に乗っていた飲茶の店に向かうが、途中、気が変わって中国人で賑わっている喜萬年酒楼(Grand Harmony Restaurant)に決定。

 ワゴンで回ってくるのはシュウマイ、まんじゅう(3個セット)、お粥、などの簡単な品ばかりだが、どれもすこぶる美味しい。この店は他に1品料理を注文できる。会計5品$10と超安価。ウィークデイは1品$2と掲示されていた。そういえば、周りの中国人が多めに頼んで、持ち帰っていた。

 グラウンドゼロに向かうが、道が複雑で分かりにくい。不十分な地図と磁石でなんとなくこの方向かも?という感じで歩きまわる。ようやく到着したが、工事中の囲いがあって、小雨模様で見学する気分になれない。

 工事現場の前にCentury21という不動産屋のような名前の安売りデパートがあったので中に入ってみる。アウトレットの衣類や有名メーカーのお菓子などが数十パーセントも安いお値段。お土産用のチョコレートやギフトカードなどを購入する。

 小雨で止む気配もない天気。歩きくたびれたので、ホテルに戻ることにする。地下鉄でGrand Centralまで。近くの日本料理店でバターロール、プリン、お寿司、おにぎり2個、合計$15.14。

 ホテルに戻り、風呂に入っていつものように洗濯をすませる。日本食の夕食は空腹を十分満足させ、かつ日本の味を思い出させてくれた。インスタントとはいえ、おにぎりに味噌汁の相性にあらためて気付かされた。

 
だだっ広いセントラルパークを抜けてメトロポリタン美術館へ

 
お待ちかねのメトロポリタン美術館

 
日本にあったら国宝級、ホンモノの鳥獣戯画


偶然入った飲茶の店、どれも$2で美味しかった

12月7日(水) 10日目 ニューヨーク
 朝食はトースト、コーヒー、みかんの簡単食。

 8時過ぎにホテルを出、Grand Central駅で地下鉄の一日券を買おうとしたが、今は7日間有効券しかないという。しかたがない、昨日買ったカードでTimes Squareのマクドに向かう。地下鉄駅を出たすぐに昨日と違うマクドがあったが、無料のWiFiはないようだ。

 少し歩き、昨日のマクドで、同じHot Coffeeレギュラーサイズを注文したら、何故か$1.97と言われる。昨日の倍。何故?
 滞在時間30分ほどの間に、警察官が2度も見回りに来た。インターネットのメールチェック後、9:30マクドを出、自然史博物館へ。

 地下鉄と直結している入り口で入場券を買うのにしばらく並ぶ。並んでいる間フロリダから来たという夫婦とおしゃべりする。ガラパゴス、マチュピチュなどにも行ったという。この博物館は2日目だとか。4階から下階に順次見ているが、全部見るのに4日間はかかりそうと言う。

 スペースショー込みのシニアは$19x2。

 映画「ナイトミュージアム」を懐かしく思い出しながら、館内を見学して回る。アフリカの動物たちのジオラマが良く出来ている。館内は分かりにくく、至る所が行き止まりで、Uターンの連続。同じ部屋をぐるぐる回ったり、展示なしの部屋に出たりと効率よく回れない。

 スペースショーの予約時間11:30近くになったので、1階のエレベーターホールで列に並ぶ。そこから3階まで専用エレベーターに乗り、待合所で開始時間まで地球や宇宙の勉強が出来るビデオを見る。スペースショーとは単純な星空鑑賞で、途中眠くなってきた。

 12時に終わり、見残していた宝石を見に博物館の最奥まで行く。ワシントンの博物館の宝石の方が豪華だった。

 地下のカフェテリアで休憩するもランチをここで食べる気がしない。地下鉄に乗って昨日のチャイナタウンに行こう。

 駅でKのカードが何故か空になっていて使えず、新しくカードを使う。一緒に行動していたのに不思議??確か、アメリカでは銀行の引き落としも信用できないという話を聞いたことがある。地下鉄カードは銀行より被害が少ないから仕方がないってか。

 Bラインに乗るも、途中の駅で事故あり、動かなくなり、向かいの電車に乗り換え、予定と違うCanal St.駅下車。昨日よりも少し詳しい地図を持っていたので、間違いなく昨日の店「喜萬年酒楼」Grand Harmony Restaurantに行き着く。

 Grand St.駅からよりも近道。ワゴンのお姉さんが我々を覚えていて、ペラペラと中国語で話しかけられが、ちんぷんかんぷん。英語で聞き返すが、彼女は英語が全く理解出来ない。ニューヨークに住んでいて不便を感じないのか、と思うのはいらぬ心配か。

 昨日よりもワゴンの品数が多い。次々と取りすぎ、直ぐにお腹いっぱいに。持ち帰りの饅頭を頼むが、なかなか理解してもらえない。日中電子辞書で万頭とわかり、それを見せて持ってきて貰う。食事が終わったら、$2〜3のチップをテーブルに置くのが習わしらしい。$2置く。

 今日は8皿なので$16かと思ったら、$19.8だという。マクドといい、飲茶店といい、今日はなぜか、昨日よりも多めに要求された。

 腹ごなし、グランドゼロのメモリアルパークまで歩く。入場券入手、昨日は長い行列だったが、小雨、冷え込みのせいか、今日は誰も並んでいなかった。
 St. Paul Chapel隣の9/11 Memorial Preview Siteビルで15:00の入場券を貰う。誰もが寄付をしているので、$10寄付する。インターネットでも入場券をゲットできるようだ。
 そこから10分ほど歩いて厳重な2重3重のセキュリティチェックを受け、ようやく水が流れ、犠牲者の名前が刻まれたメモリアルプールを見学できた。

 帰りにCentury 21で買い残したお土産を買う。

 Grand Central駅近くのCity Bankでお金を下ろし、スーパーでキュウリとホットチキンを買ってホテルに16:30に帰る。

 
自然史博物館駅 子供たちに人気の巨大な恐竜骨格標本

 
再度訪問した飲茶の店

 
小雨のなかの9.11メモリアルパーク

12月8日(木) 11日目 ニューヨーク
 ホテルを8時過ぎに出、Grand Central駅―Canal St.―Fulton St.―(A)―Howerd Beach JFK Airport―(Airtrain)―ターミナルまで、$2.3。またもやKのカードが1回残っているはずなのに、残高0となっていた。Mのカードで入る。

 地下鉄は$2.5+Airtrain$5でJFK空港へ。ホテルを出てから空港まで、ほぼ2時間弱かかったことになる。

 
ホテルの部屋から            地下鉄にて空港へ



 ターミナル3のデルタ航空でチェックインするも、お休みどころは無く、即手荷物検査になる。出国ゲートは無い。 靴、ベルトまで外し、全身のレントゲン検査をされ、持っていたマヨネーズ、水は没された。
 指定のゲート6に行くと、成田経由フィリピン行きの便なので、日本人よりもフィリピン人、中国人が多い。

 定刻の12:40より1時間ほど遅れて出発。機内食は米国製なので、味はイマイチ。

ニューヨーク滞在中は小雨模様の生憎の天候で、自由の女神を拝めず、ミュージカルも一作だけ、

近代美術館も素通りして若干消化不良気味。密かにリベンジを誓いつつ機上の人となる。

我が家には、近所の知り合いに託した、老嬢猫が首を長くしてまってる。

どんな顔で私たちを迎えてくれるかな。

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