★★★パソコン教室のこと★★★
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◆会社を辞める
 私が会社を辞めた時期というのは、10年以上前だんだんリストラが本格化してきたころだったんです。ぼくらのような研究職というのは、年をとってくるとある意味で役立たずになるわけです。他人の研究に関してはひとことふたこと文句を付ける能力はつきますが、新規な研究課題を見つける能力が極端に落ちるんです。周りの研究者を見ていてホントにそう思いますね。新人が新しい発想をしても、それはこれこれでだめだということをとうとうと述べ立てる先輩がいるのです。もちろん若いから経験が少ないし、間違いも多いのですが、それを良い方に導くというより、無意識とは思うのですが、たたく研究者の方が多いように思います。その上、研究というのはわりと優劣がつけがたいので、そういう声のでかいやつの方が偉くなっていくんですよね。まあ、偉くなれなかった私の「犬の遠吠え」です。上に行って管理職になれば、それなりの人生があるのですが、いずれにしろ、一介の研究者としてはいずれ退かなければなりません。

 50 の声を聞く頃にあと4,5年したら辞めるんだよ、という暗黙の了承みたいなものがありました。そう言う雰囲気を盛り上げるために、50才前後の年齢の人を一同にあつめて、みんなが部長、所長になれるわけでありません、こういう風に先輩は転職していっていますよ、とか、自分のこれ以降の計画を今レポートにして出しなさいとかですね。上司との定例の面接でも、ちくりちくりとその時期を尋ねられる訳です。私は給料が下がっても良いから、好きな研究を続けさせて貰いたかったです。しかし、会社側としては前にもいったように、役立たずの評論家気取りのお年寄りを養う余裕はありませんからね。それと、前向きにとらえれば、第二の人生を考えるきっかけを与えてくれてもいるわけですから、、むしろ、感謝すべきなのかもしれません。また、その年齢になると、直接上司も自分より若いわけで、逆にこちらも早く辞めて彼を安心させてあげないといけないかなあなんて思っちゃったりするわけです。

◆辞める時の心境
 そう言う話が出るようになった時に、私が強く思ったのは、今の延長線上の仕事はやめようということでした。仮に、子会社にいってそれなりの収入が得られたとしても、かつてのいやな上司と顔を合わせることもあるでしょうし、その上、昔の上司・部下の関係がずーっとついて回るじゃないですか。面白くもなんともない人生ですよ。そっ、だから少なくとも子会社にはゼッタイ行くまいと思いました。

 となれば、それまでいた会社とは関係のない普通のメーカーに行くという選択肢もありますよね。しかし自分としてもこの年齢になって、今更新たな研究分野を開拓して、ばりばり仕事をしていくという自信もありません。つまり、行った先での会社で求められるのは、それまでの積み重ねをひたすらはき出す仕事になるわけです。それもまたつまらないない人生だなあという思いもありました。性格的にも人を指導して強引にプロジェクトを引っ張るという仕事には向いていないと思っていますから。

◆大学時代

 大学では電気工学を専攻しました。中学校で理科の先生に「君は学年で電気に関する知識が一番だね」と誉められたのがきっかけです。単純すぎますか。学部を卒業した後は大学院に行きました。中学校まではお山の大将で適当に勉強すれば学年順位でも一桁クラスに入ってました。しかし、高校に入って環境が一変しました。成績がガクンと下がって、半年に一回発表される100人番付の欄外の外の外で惨めなものでした。3年生になって本格的に受験勉強に取り組むようになり、何とか番付に載るようになりましたが、上には上があるということを思い知らされました。こちらが幾らがんばっても、適わないやつがいるんだということです。そう、劣等感というやつです。

  大学に入ってからは当然のごとく、さらに、さらに優秀なやつがいつも周りにいて、これはいかんと思いました。なにがいかんかというと、彼らとまともに競争したら負けるということです。負けないためには彼らよりも、もっともっと勉強しなくてはいけないという気持ちが強くなりました。結局、修士まで行ってもこの劣等感がぬぐえず、さらにもっと上に行かねばという感じで博士課程まで行きました。そして、指導の先生の暖かいはげましで、最後に博士号を頂くことが出来ました。それで気持ちが吹っ切れましたかといわれると、それでも内心納得できないままでした。とはいえ、周りの友人、先輩のおかげで充実した大学生活でした。今は、みんな大学教授や研究所の所長など要職について活躍していますが、学生時代と同じように接してくれるのでありがたく思っています。博士課程の後1年ほど研究室で助手として給料をいただき、先生の薦めで入ったのが電話会社の研究所です。

◆第二の人生
 会社ではあるテーマに沿って実験をやってそのデータをとり、報告書を書き、それを学会で発表するといったことの繰り返しでした。また、装置を設計して、試作してそれを実際に使ってみて、これを改良しながら完成品に近づけていくというような仕事もやりました。わたしはもともと人嫌いだったというか、子供のころから他人と付きあうことがあまり得意ではなかったのです。それでも、今はやりのいじめなどにあうことなく成長できたのは運もよかったのでしょう。ものを相手にしている方が気持ちが楽っていうのか、そういうところがありました。

 でもこの年までそのような仕事を続けてくると、このまま物言わぬ「もの」を相手にした仕事で一生が終わってしまうわけです。何かものたりない、そういう仕事で一生を終わってしまったら、人生の楽しみ(もし、人生に楽しみがあるとすればですが)を半分しか味わっていないんじゃないかという気がしてきました。

 ここで、ふとパソコン教室のアイディアが浮かんだわけです。パソコンを教えるということになれば、無理にでも人と付きあう環境にならざるを得ません。今までの「もの」を相手の仕事ではなく、「ひと」そのものを相手にするわけですから。反応もその都度返ってくるでしょうし、かつ、今までとは違った人たちとのつきあいも当然出てくるわけで、結構面白いのではないか。そう、人生の半分は「もの」ではなく「ひと」相手の仕事にかけよう、だんだんそう言う考えになってきたんです。

 そういうわけで、思いがけず降りかかってきた火の粉をどう払うかということがきっかけで、自分のこれからの人生をどう生きるかということを考えるうちに、自然にパソコン教室を始めようということを真剣に考えるようになっていきました。

◆自分のことは自分で
 でも、実はそうすんなり考えが固まったわけではありません。そのような話がちらほら出てきた時期に、冗談話めかして、カミさんにもフェイントをかけました。もともと彼女は旅行社や外国大使館に勤めていたこともあってそちら方面には詳しいんですよ。「なんとかそちらの方面でがんばってよ。これから旅行関係の仕事は将来性があっていいと思うよ」とかなんとか。そして自分は髪結いの亭主というか用心棒役で収まろうというたくらみです。

「そう言えばあなた、バザー巡りが好きだし、衣類、小物に関しては目利きだよね。それなら今はやりの古着屋さんなんてのもいいんじゃないか」 時には「ちょっとした小物の輸入業ってのもあるよ。そういうの面白いと思うんだけどお」てな風に(海外旅行もこれまでカミさん主導でしたから)。しかし、当然のごとく軽ーくかわされました。 結局、自分のことは自分で解決しないといけないということを強く思い知らされました。当たり前ですよね。じゃあ、自分に何が出来るかです。

◆自力更正
 今まで研究所にいて仕事をしてきた中から、関係する仕事はないかいろいろ考えました。しかし、それは基本的に私主導の仕事になってしまいます。私としては、これから年齢を重ねても、カミさんと一緒に、かつ対等にやれる仕事にしたかったのです。そう言う意味を込めてカミさんに相談したつもりなのですが、なかなか真剣に取り合って貰えなかったですね。どうして会社をやめて独立したいのか理解できなかったみたいです。

 結局パソコン教室をやるということは自分で決めて、かつ、カミさんにもその講師を押しつける格好になってしまいました。今は諦めの心境で私と一緒に仕事をしているのかもしれません。カミさんにはよくあなたみたいに変わったことしてる人いないわねと冷やかされます。たしかに私の回りを見渡しても、会社の世話で子会社やメーカー、大学などに再就職していますが、自営業という人はいませんね。自分としては自力更正ってとこが気に入っているんですが。


◆非常勤講師
 某女子大で新設した情報系の学部で情報処理(パソコンの仕組みと使い方)の非常勤講師をしていました。授業の内容はマイクロソフト社のOffice一式、すなわちワード、エクセル、パワーポイント、アクセスの使い方とインターネット関連でホームページ検索やメール操作などになります。
  数年前、昔の会社の同僚の大学教授から依頼があって教えに行くようになりました。その後、別にマルチメディア関連の講義も受け持つようになり、Adobe社のフォトショップ、イラストレーター、ゴーライブも教えました。前者は水曜日の二コマ3時間、後者は月曜日の二コマ3時間です。水曜日は1年生なので、それまでパソコンをかなりやっている人もいますし、反対に全くパソコンに触れたことのないひともいるわけで、学生の水準はバラバラです。しかも、人数が60名という大勢を相手に一コマ90分の授業を緊張感を持たせてやらないといけません。教える方としてはたいへんです。いつも四苦八苦しながら講義内容を準備しています。後者は3年生でこちらは10名弱なので、どちらかというと楽な授業ですが、内容は難しいです。この授業を持つにあたっては、冬休みから春休みにかけて、フォトショップなどホームページ関連のアプリケーションについて猛勉強しました。
 ということで、ソフトの使い方に関しては多いにレベルアップできました。非常勤講師は辞しましたが、自分にとっていい経験になりました。感謝しています。


★★★教室を始める★★★

◆パソコン教室を始める

 これまでお話ししたような経緯があって、退職する約2年ほど前からパソコン教室を始めました。カミさんにも講師になってもらいました。まあ、、最初は無理矢理って感じですね。それまで殆ど経験の無かったパソコンについて一生懸命勉強してくれたことに感謝しています。Macでしたから、わりと彼女の感性にあっていて入りやすかったことも確かですね。当時のDOSのパソコンではこうすんなり行かなかったと思います。今では私より一桁上のMac支持派です。

 時間割として午後の早い時間は彼女が対応し、私は3時半ごろに会社をでて、午後の遅い生徒さんと夜の部の生徒さんを教えました。フレックスタイム制でしたから、朝早く出勤すればそのぐらいの時刻には会社をでることができました。そういう融通の利く会社だったことも幸運だったと言えます。

 当時、パソコン通信を勉強しに毎週熱心に通ってこられるご婦人がおられました。たしか学校関連の仕事をしていた方で、ちょうど私の退社時間に合わせていらっしゃいました。当時は生徒さんが少なかったのでよく覚えています。その方からは今もときどき連絡があって、機種の選定やインターネット関連の設定でおじゃますることがあります。ところで、Comnifty、茄子、ぞうさんなどというパソコン通信関連ソフト名を覚えている方はいらっしゃいますか。なつかしいですね。

 今でもそうですが、その頃から年輩の方が多かったです。当時はパソコンといえば会社で講習会があってそこで学ぶ、あるいは大手のビジネススクールに通って勉強するというものでした。今でこそ、どこでも教室状態ですが、当時素性も分からない零細パソコン教室に通ってくれる人といえばそう多くないことはお分かりいただけると思います。ええ、始めてからハタと気がつきました。

 はじめ、車庫に面している入り口は濡れ縁になっていました。生徒さんには、靴を脱いで、よいしょという感じであがってもらいました。そう、部屋に入るには重い二重窓のサッシを開けて入るいうもので、パソコン教室というよりも、パソコンが置いてある小さな部屋ですね。教室の看板も出さず、大きさも今の半分6畳ぐらいでした。出資金も特になしでしたから、挫折することなく続ける、そのうちなんとかなるだろうの精神でやってきました。

 ずっと Mac一筋でしたが、趨勢に押されて途中でWinも教えるようになりました。また、3年ほど前に縁側に張り出すように少し部屋を大きく改装し、ドアもつけました。それ以来、Mac4台とWin2台で運用しています。家の道路に面した壁には掲示板を設けて、プリントTシャツや名刺、お知らせ、絵はがきなどのサンプルを展示しています。はい、やっと本格的なパソコン教室といった雰囲気になりました。


◆市報で募集
 はじめて1年は武蔵野市の市報が唯一の宣伝媒体でしたが、なぜか反応は良かったですね。もの珍しさが受けたように思います。パソコンそのものがまだ一般的ではなくて、ワープロでパソコン通信をやってるなんていう時代でした。サークルにお出でください、なんていう募集記事が多かった中で、パソコン体験しませんかという記事は目立ったようです。もちろんインターネットも会社でやっとホームページが見られるという時代でした。 1回の募集で多いときはなんと20名前後の申し込みがありました。しかし、市報ですから高値設定はできません。料金は2回・2時間(計4時間)で1000 円と格安にしました。募集も回数制限で年間2回限定で春と秋でした。それ以外のヒマな時には、市の高齢者施設(たまたまそこにではMacがあった)でボランティアで教えたこともあります。

 もちろん、市報で募集した受講生の中から有料で継続的に教室に通ってくれる方を期待しましたが、そう簡単に事は運びませんでした。1年目は年間で生徒さん2名、お一人はKさん、もう一人はTさん、もちろん今でもお名前はしっかりと覚えています。Kさんは料理の先生でレシピをパソコンで作りたいとのことでおいでになりました。クラリスワークスでそれらしいものを一緒に作ったことを覚えています。Tさんは日本語教師でご自分の著作をまとめるのに使いたいとことで、マックライトをお教えしました。Kさんとはその後お目にかかっていませんが、年賀状のやりとりは続いています。Tさんはその後、5年ほどしてご主人が海外出向でインターネットのメール操作や挨拶状を作りを教えて欲しいということで、まだパソコン教室をおやりになっていますか。なんて電話がかかってきました。はいもちろんまだやっています、是非どうぞですよね。

◆MacとWin
 ホント始めたばかりの頃は、春秋の市報の募集時期を除いて閑散としたものでした。良く覚えていませんが、2年目で月に数名のレベル、3年目で週に数名のレベルだったような気がします。でも少しづつ増えてきたのでこの調子で行けばなんとかなりそうだと薄々感じていました。ただ、Mac一筋でしたから、Winのあの大騒ぎとは無縁でした。ビジネスチャンスをあたら逃したかも知れません。 Winフィーバー(Win95がでてMacを越えたと大騒ぎしたあれです)は横目で見ながら、何であんなに大騒ぎするんだろう。Macなんてずっと前にあんな事できてたのにねと、冷ややかな目でみていました。その後のi-Macフィーバーで少し勢力を盛り返すことができたでしょうか。Macの教室としては、その後の2年間がもっとも生徒さんが多かったですね。今はいろいろなところでパソコン教室が開かれるようになり、i-Macフィーバーも収まり、 Macの生徒さんは少しづつ減っています。その減り分をWinの生徒さんがうめていると言った現状でしょうか。

 Winはワード、エクセルをメインに教えています。Macでマックライトやマックドロー、クラリスワークスを使ってきたのでワードなんかはお茶の子と思ったのですが、そうそう簡単にはいかないものです。インデント、付番、図形操作などなかなか思うように動いてくれなくて苦労しました。

◆教室を改装する
 この敷地はもともとカミさんの実家だったところです。お義父さんが亡くなり、お義母さんから同居の申し出があって、母屋に連なる形で建てた家の一階がこのパソコン教室です。駅に近いこんな便利な場所に住めるなんて思ってもみませんでした。パソコン教室として何とかやっていけるのも、この場所なくしてはあり得ないと思います。残してくれた両親に感謝しています。

 母屋は建ててから30年近く、教室部分は15,6年になります。ここは当初、寝室だったのですが、パソコン教室を始めたために、生活拠点は2階のリビング兼食堂と3階の屋根裏部屋に移りました。3,4年して教室の運営もすこしずつ軌道に乗ってきました。もう少し、本格的にやろうというので、この部屋を改装して教室の広さを十畳ほどに広げることにしました。それが事の発端でした。

 この家を建ててくれた会社と、もう一社に見積もりをお願いしましたが、両方ともほぼ同じ価格でした。そしたら人情として、当然家を建ててくれた方を選びますよね。契約書通りであれば、4月から始めて夏休みの7月下旬から8月いっぱいで工事は完成するはずでした。そう、9 月には新しい部屋で生徒さんを迎えるつもりでいたんです。ところが、その2年後になっても未完成のままだったんです。

 当時、電話で催促しても大工さんがなかなか来てくれない。もう、催促するのがいやになって放っておくことにしたんです。8割は完成していたので、現実に教室として使える状態にはなっていました。2年後の8月になって突然、その建設会社から手紙が舞い込んできました。まだ工事完成していなくて申し分けないが、これから工事を完成させるので、残金70万円を払って欲しいという文章と一緒に請求書が入っていたのです。なにを今更ですよね。そのまま、はいと言って残金を払うほど素直にはなれなくて

1. 屋根部は仕方なく私が工事して完成させたよん。
2. 庇の支えの片方が無いのを何とかして欲しい。
3. 石油配管工事は漏れが修理されないままだが、どうしてくれる。
4. 入り口のかぎがないので困ってるよ。

 という手紙を送り、その後の対応については市役所の関係部署に相談しました。そこでは、完成させた上で延滞金として値引き交渉をしなさいとアドバイスを受けました。最終的には、たしか20万円弱値引きして貰いましたが、こんな仕事をしていてはダメですよね。この業者さんには、もう2度とお願いすることはないでしょう。

◆教室の雰囲気
 パソコン教室内部は極力生活臭を出さないことを基本としています。一般に習い事をする場合、本人はその世界に没頭しに来るわけです。だから、その場所は日常生活とは違った空間、雰囲気でなければならないと思っています。通常の大手の教室であれば必然的に、その雰囲気になるからいいのですが、自宅の場合は往々にして生活臭が部屋の雰囲気に出てしまいがちです。趣味に類する飾りや置物はできるだけおかず、さっぱりとした部屋になるようにしています。天井やかべなどすべて白で統一しました。部屋にはパソコンに関連する機器、書籍等以外はおかず、出来るだけ広く見えるように配置しました。講習内容をきちんと整備することはもちろんですが、見た目もそれ以上に大事にしなければと考えていますが。どうでしょうか。

 教室の要件として留意していることといえば、例えば、全て実行していうわけではありませんが、こんな事も意識しています。外から見た教室の外観がおしゃれだ。前の道路からすーっと入りやすい。入り口にそれなりの風情がある。庭に雑草がなど生えていない(直ぐ生えるので除草が大変、最近ほったらかし?)。花(華)がある。教室に入る時人に見られても恥ずかしくない、優越感を感じて気持ちがいい。自転車を置く場所がある(軽自動車なら入るのですが、ちょっと大きい車だと電信柱がじゃまで入らなーいのが残念)。室内はゴキブリがいない(当たり前ですか)。ゴミ箱はいつもきれいになっている。キーボードやマウスは清潔である。部屋は明るくて広々としている(もっと広くしたいのですが、)。椅子は座り心地がよく座ってホットする。大きなモニターで操作していて気持ちがいい。雨がふっても出入りがスムーズである(問題点かな?)。複数の受講生が入っても窮屈ではない。パソコンに関することなら大抵の質問、要望に答えてくれる。会社の書類を持ち込んだ場合も、丁寧に指導してくれる。自分のパソコンを持ち込んで教えてもらえる、などなど。受講生の立場になって考えればいずれも当たり前のことですか。


★★★機器を揃える★★★

◆Machntosh・機器いろいろ

 教室を始めるにあたって最初に用意した機種はリース会社払い下げの2Cxと新規購入したLC-520の2台です。それと当時のベストセラー、HP社のモノクロ・インクジェットプリンタです。友人から小さなSEを貰ったので、これは貸し出し用にしました。当時はパソコンをもっていない人の方が多かったんですよ。貸し出したのは一度だけでしたけど。その後の彼らの運命ですか? 2Cxはカミさんの友人に、LC-520は私の甥に、プリンタはうーんと忘れちゃいました。当時のもので唯一今も残っているのがSEです、今は部屋の隅のアクセサリになっています。思い出の品なので他人にあげるには忍びないですね。

 その後の機種ですか。いろいろ周りと仕事の関係ができて、そのおかげで安く購入したものもありますよ。たまたま近くのMac印刷関連の事務所が閉鎖するというので購入したPM8100・2台、友人から無料でもらい修理回復させたi-Mac、Winに切り替えるという生徒さんからの払い下げでPowerMac-G4など、など。そう言えば、Apple Storeでたまたま安く売り出しがあって購入した名器G4-Cubeも現役です。今のMacのラインアップはi-Mac、G4-Cube、PM- 7300、PowerMac-G4の4台で運用しています。PM7300も秋葉原で中古で購入しました。ということでみんないわく付きの機種ばっかりですね。

 ノートブックはPB150、PB3400そしてi-Bookと変化しました。初代のPB150はオークションで処分、 PB3400は息子が持っていって今はおもちゃにしています。小さい画面のくせに大きな顔の初代i-Bookが現役です。リビングの机の上を我が物顔で占有しています。


◆モニタは大きい方がいい
 会社を辞めてから本格的にやろうということで、古い機種を整理しながら少しづつレベルアップしていきました。新たに購入したLC630、Quadra700等はすべて17inchモニターを付けました。今でこそ2,3万円で買えますが、当時は10万円以上したと記憶しています。小さいモニタでは操作していて全然楽しくないですよね。生徒さんに気持ちよくパソコンを操作してもらいたい、それを最優先に考えました。使用するソフトはクラリスワークスなのでパソコンの性能はそこそこでも構いませんが、最初からモニタにはこだわりましたね。

 一度飯山のモニタの電源が入らなくなって分解点検しましたが、原因不明、結局諦めてメーカーに修理依頼したことがあります。保証期間も過ぎていたし、適当に組み立ててネジが余ったりしたので、修理不能でもどってくるかなと心配したのですが、思いがけず無償修理していただきました。結構高い買い物だったので感謝、感謝ですね。ありがとうございました。今も現役です。

◆Win機登場
 最初のWin機はヒョンなことで我が家にやってきました。カミさんがあるボランティア団体に属しいました。ある日、市の関係機関からお知らせがありました。メーカから無償貸与のPCが数台提供されたので、使いたい団体は応募するようにということです。当時カミさんのいたボランティア団体は定期的に機関誌を出してましたし(Macで作ってましたが)、インターネットにもHPを公開してたので(私の手作りHPでしたが)、優先的にそのPCを貰うことができました。じゃあ、どこに置くかということになりますよね。ということで、会員の中でも一番パソコンに詳しいカミさんが選ばれたということです。実はWin機は全く使えないカミさんのところにデス。

 そのPCのインターネット接続の説明会にカミさんと一緒に出た時のことです。説明担当者が「インターネット接続のところでどこか見たいHPがあれば仰ってください」というのです。なんとカミさんが手をあげて私のURLを堂々としゃべってしまったんです、、、、。HP表題は同じく「武蔵野から」そこには今のレイアウトとは違いますが、当然「マックパソコン教室」のボタンがありました。担当者は気がついたどうか、まっ、そこで気がついたとしても遅いですけどね。その後、何事もなかったかのように、1台のWin機がマックパソコン教室にお嫁入りしてきました。何はともあれ、ありがとうございます。

 しかし、機関誌を作るにはそれまでずっとMacを使ってきましたから、カミさんとしても今さら、WinのWordで作る気はなかったようです。写真やカットが入る紙面作りはサクサク動くクラリスワークスがとても使いやすかったということです。そこで私が一念発起、Winを勉強することにしました。とにかくただ置いておくのも勿体ない、教室でも使わせて貰おうということです。近くにあった自習教室(確か1000円/1時間、自習CD付き)で猛勉強しました。ここだけの話ですがこういうドロナワはわりと得意なのです。 Wordが何とか使えるようになってWinの生徒さんも受け入れることにしました。

 結局このWin機は教室で本来の目的からは逸脱する形で活用されましたが、その後、10万円WinPC機を購入し、結局別の会員のところに引っ越していきました。

 そういえば、今現役の2台のWin機も無料でいただいたものです。これはもっとまともな方法で手に入れました。たまたま、私が所属していたNPO団体に 20人以上のアンケートをまとめるとパソコン1台進呈というおいしいキャンペーンが降ってきたのです。私の昔の会社の友人やカミさんの友人に大いに協力してもらって、この2台を手にいれることができました。この件では、もちろんカミさんの絶大なる協力があったことはいうまでもありません。こういう時の私の役立たずぶりは明らかです。うーむ、またまたカミさんに負けちゃった。


◆MacOS-Xのこと

 Mac はOS-9からOS-Xになって使い方ががらっと変わりました。今現在はまーだOS-9をメインで運営していますが、そろそろOS-Xに移行しなければなりません。当初の文房具的な使い勝手の初心者に優しいはずのMacが、いわゆる電子計算機に昔帰りして困っています。初心者に優しいMacというキャッチフレーズが使いにくくなりました。決して落ちない、超安定したOSなんて言われても使いにくければ超初心者教室では意味がないですからね。仕事にしている人はうれしいでしょうが、まちのパソコン教室としてはOS-Xにまだ踏ん切りがつきません

◆AppleTalkとLAN
 適宜書き換えたテキストをすべてのパソコンに移すために、AppleTalkを大いに利用させていただきました。当時、WinではFDによるファイル移動がメインでしたから、それに比べて非常に便利だったことを覚えています。もちろん、LANもありましたが、ハブやルータも高価でした。今はWinもMac もLANで相互接続出来る時代、隔世の感ありですね。ただ、画像ファイルやフォルダ単位など大きなファイルの移動では、AppleTalkがときどき機嫌をそこねたりしました。またケーブルも純正品は高いのでサードパーティのものを使うのですが、これがまた余りよくなかったりして、それなりに苦労がなかったいえば嘘になります。しかし、こんな話をしても、今は昔ですね。

 現在Mac4台、Win2台が合計6台が教室で動いているメインマシンです。自作の常時稼働のLinuxサーバーを用意してLANを組んでいます。このあたりの作業は息子が積極的に取り組んでくれたので、すっかりお任せ状態になってしましました。またルーターを使ってどこからでもインターネット接続が可能になってとても便利になりました。各機器間のテキストのコピーなどもLANですーっといくようになりました。Mac-Winのテキストの移動もばっちりOKです。今のところプリンタ、スキャナがUSB接続なのでパソコンに直接接続しなければならないのが不便です。LAN接続のプリンタ、スキャナはまだ高価ですが、そのうち一般的になると思います。それまでは今の機種構成で乗り切るつもりです。

◆代行購入について

 当初、パソコン本体やプリンタやスキャナ、モデム各種機器は手数料をいただいて代行購入していました。初心者の場合は機器を指定しても、自分で購入するのは不安のようです。そのことも考えて、また、手数料をいただくことで少しでも収入になればと考えたわけです。しかし、購入機器に何かトラブルがあると当然生徒さんは当方に連絡してきます。それなりに対応しますが、初期故障や長期に使用しての動作不良などがあった場合、それを選択したことに大いに責任を感じてしまいます。そんなアフターケアーが大変なので、最近は基本的に生徒さん自身で購入するようにお願いしています。機器購入手数料をいただいたとしても、その後のアフターケアーを考えると重荷ということです。

◆ネットオークション

 買い換えで不要になった機器、ケーブル類は一時ネットオークションで引き取ってもらいました。最初は高く売ることばかり考えていましたが、だんだん荷造りやメールのやりとりが面倒になってきました。よく言われるようなその取引を楽しむという気持ちにはなれませんでした。そんな時、ちょうど心配してたようなトラブルが起こりました。一度当方で動作確認の上送った PM8100+モニタが動作不能という返事が返ってきたんです。すっかり恐縮して全額返却しました。そして、動かないのでは、送り返して貰っても邪魔なだけですよね。適宜処分して欲しいと返事しました。その後、落ち着いて考えてみてホントかなあという疑念が沸いてきました。数日してモニタだけでも返送して欲しい旨メールしました。しかし、機器はすでに分解処分し、モニタは友人に引き取って貰ったということでした。うーん、なんか後味のわるい幕切れになりました。

 それ以後、ネットオークションに出すことはやめました。喜んで使って貰える人に無料であげようということです。それ以来いやな思いをしなくて済むようになりました。

◆機器の更新
 パソコンは年々進化、まさにスクラップ&ビルドの世界です。どの時点で新たな機器を購入し、古い機種を処分するかは経営を長く続けていく上で非常に大きな問題です。Macの場合はクラリスワークスがメインソフトでしたからこれがスムーズに動けば特に機種の買い換えは不要です。基本的には現状4台で運営していますから、年に1台更新すれば4年で交換のペースになります。当教室もパソコンについては、ほぼそんなペースだと思います。スキャナ、プリンタもほぼ同じようなサイクルだと思います。
 

★★★テキストを作る★★★

◆超初心者むけテキスト

 最初はMac付属の初心者向けテキストを使って始めました。Macファンにはなつかしいハイパーカード形式のあれです。しかし、実際に教材として使ってみると、超初心者にとっては、この初心者向けテキストを操作するのもなかなか難しいということが分かりました。結局、基本操作のクリック、ダブルクリックやドラッグ、そしてウインドウ拡大縮小、切り替え操作など、受講者の反応を見ながら自分たちで少しづつテキストを作っていきました。

 例えば、タイル落としゲームをダブルクリックの練習に使いました。ゲームだと肩の力が抜けて2回ぐらいトライするとクリック、ダブルクリックがスムーズに出来るようになりますね。また、時計表示ソフトは表示面の模様替えや時刻音の設定などメニュー操作、ボタンクリックの練習に使いました。当初は「マウス触るの初めて」という方が多かったですからね。しかし、今はこのような基本操作はパスして、直接ワープロソフトの使い方から始めるようになりました。みなさん、すでにある程度パソコンにさわっていたり、一度ほかの教室に行って、またこの教室でパソコンを再開する方など、全くの初心者はホント少なくなりましたから。


◆テキストonモニタ方式
 モニタ上に操作説明を表示し、それを読みながら操作するというテキストを作りました。例えばクラリスワークスを上下2分割表示させ、下半分を操作説明に使い、上半分を実際の入力に使います。モニタ上の操作説明には、最初だれでも戸惑います。 ですから馴れるまでは逐一読み合いがら操作の確認をします。馴れると 講師の指示待ちでなく自分の能力に応じて進むことが出来ます。こうなると講師は質問だけ受ければいいので、多人数に対応できるというわけです。

 自分としては考えに、考えて作ったつもりでしたが、結局今は使っていません。モニタ上で説明文を読むのは紙ベースの説明文を読むのにくらべて、格段に疲れることが分かったからです。それと、この方式では説明文や入力ウインドウのスクロールを頻繁に、かつ正確にやらなければならないのです。初心者にとって、この微妙なスクロール操作は苦痛意外のなにものでもありません。1年以上使いましたが、結局お蔵入りになってしまいました。今は紙ベースの説明書を読みながら、操作するテキストを使っています。この方が、生徒さんはリラックスして操作に取り組めるように思います。


◆メインテキストは?

 Mac のワープロ/ドロー関係のアプリケーションではいろいろなテキストを作りました。マックライト、マックドロー、EGワード、果てはクラリスドローなどなど。でも、現在は「クラリスワークスとAppleWorks」がメインテキストです。これが使えれば他のソフトも何とか使えますし、i-Macやi- Bookにはすでにインストールされているので、新たに購入する必要がないからです。会社で使っているという方よりも、個人でMacをお持ちの生徒さんが多いのでこのクラリスワークスとAppleWorks1本で充分です。


◆WinのメインテキストはWordとExcelです。
 エクセル、ファイルメーカーPro等を教えて欲しいという方もいらっしゃいますので、これらは適宜受講生のレベルに応じて対応しています。今後もMacは「クラリスワークスとAppleWorks」がメインテキストになりますが、このテキストは生徒さんの反応を見ながら、今でも随時書き換えています。特に年賀状や地図などお絵かきのテキストに関しては、その方面に無能の私に代わってカミさんが力を発揮してくれました。何年にもわたって積み重ねてきたこれらテキスト群は、今では4分冊にもわたる大作です。そう、我が教室のお宝です。


◆アイロンプリント

 夏はアイロンプリントでTシャツを作りの特別講座を開きます。1-2回の講習時間を使ってプリントしたい絵や写真を用意します。スキャナで取り込んだものをPhotoshopで適宜加工して、クラリスワークスに貼り付け出力します。この講習ではスキャナの使い方、デジカメからの画像取り込み、写真のトリミングなど、今までにない経験をしてもらいます。操作がおぼつかない方にはこちらで要望を伺って、作業を済ませることもあります。自慢の車や、ペット、手書きのイラスト、お孫さんの絵などいろいろです。お一人で10枚以上作られる方もいらっしゃいます。二日ほどかけ、皆さんの目の前で実際にアイロンプリントの作業をします。

 アイロンプリントはずっとアルプス社のマイクロドライプリンタを使ってきました。インクジェットプリンタでもアイロンプリントは可能ですが、できあがり、耐久性等で格段の差があります。画像の転写にアイロンを使うのですが、転写がうまくいかなくて、一時は Alps社とケンケンガクガクのやりとりをしました。その結果、最近はノウハウの積み重ねで殆ど失敗することなく、作業ができるようになりました。これからもこの企画は長く続けていきたいと思っています。ただ、マイクロドライプリンタが店頭発売中止になって(Webでのみ販売)リボンやシートがいつまで供給されるか、それがちょっと心配です。


◆年賀状作成ソフト
 年賀状作成ソフトのメインはMac版では老舗の「宛名職人」です。最近の年賀状ソフトはフォントもついてくるので、ポスターやお知らせ作りなどでポップなフォントが使いたいという方にも、このソフトを薦めています。毎年、4〜5名の方が購入しています。使ってみての問題点や要望などは、毎年メーカーに要望書を提出してきました。その進言での改善点も多々あります。はい、この苦労を判って頂いて、次期バージョンアップ版は無償提供してくれるかなあと毎回楽しみにしながら報告しているのですが、一向にそのような気配はありませんでした。少しでも使いやすくなればいいんですよねなんて、優等生の答えですか。


◆テキストの配布

 テキストonモニタの時代は、そのテキストを修了する度に、ご自分のFDに操作手順を書いたそのテキストをコピーして持ち帰れる、というシステムにしました。最初はコピーすると元がなくなりませんか? FDをゴミ箱にすてると中のテキストも消えるのでは? といった素朴な質問がありました。カミさんはコピーをあげると、それが又コピーされてウチの教室が成り立たなくなるのではと心配しました。しかし、テキストは日進月歩で書き換え、書き換えするものだから、古いものは陳腐化する。だから、コピーされても、それよりいいテキストを作り上げればそれでいいではないかと考えたのです。ある意味では常に新しいテキストを準備しないといけない、という作業を自分に課したようなものです

 しかし、その後、操作テキストのFDコピーをあげることに、慎重になりました。生徒さんからテキストを親類のだれだれにあげたとか、見せて喜ばれたという話をよく聞くようになったからです。私としては、使いやすいテキストとして認められたということでもあり、嬉しかったのですが、カミさんのいう心配が現実のものとなってきたわけです。確かに、テキストのベースがある程度固まってきて、以前のように大幅な改編はなくなってきていました。

 基本的に、FDコピーのディジタルデータで渡すからそうなるので、紙ベースで渡せばいいのではないかということになりました。コピー機を導入して一部20円で、テキストのコピーを売るシステムに変更しました。欲しいという生徒さんと、操作手順を練習すればそれで十分という生徒さんと、現状は半々ぐらいでしょうか。なお、生徒さん自身が操作練習して作り上げた作品ファイルは、メールに添付して送るか、持ち帰ることができるようにしています。教室によってはそれすら許さないというところもあるようです。


◆今は昔、パソコン通信
 当時のパソコン通信では、送受信で使ういろいろなユーティリティソフトがありました。例えばComnifty、茄子、ぞうさんなど、使い方を勉強しなければならないものがいろいろありました。私としては高齢者が生活していく上で、パソコン通信のような情報伝達手段が、今後必須のものになるはずであるという信念がありました。そんなわけで当初、これらに関する一連の解説テキストを一生懸命つくりました。入会申込方法から、ソフトの設定、操作方法まで一連のテキストを作りましたが、初心者にとってはすこし難し過ぎたようにも思います。

 それだけでなく、私の思いとは裏腹に、パソコン通信をやってみたいという生徒さんも多くはありませんでした。そうこうする内にインターネットが一般的になり、パソコン通信に代わってe-mailが主流になりました。そうです、このパソコン通信のためのテキスト作りは、苦労のわりには収入に結びつかなかったということです。残念。

 e-mailソフトはEudora、クラリスメール、Outlook Express、N.S.Communicatorと色々あって、それぞれについてテキストを作って指導してきましたが、最近はOutlook Express1本といってもいいようになりました。初心者にとってはEudoraの方がずっと使いやすいのですが、Macの場合、標準インストールされていないので無理にすすめることもできません。またブラウザはN.S.CommunicatorもInternet Explolerも、ほぼ使い勝手は同じなのですが、これもいまはInternet Exploler一色になりました。インターネットのメーラー、ブラウザともマイクロソフト独占状態です。恐ろしいことですね。一応Mac派を標榜する教室としては、ちょっとやりきれない気持ちです

★★★ホームページ★★★

◆niftyのmacフォーラム
 当時はインターネットも今のように普及していなかったので、NiftyのMacのフォーラムではいろいろ勉強させてもらいました。特にインターネット接続では、機種やOSのバージョンで接続ユーティリティに相性があったりしましたから。Macの使い方やトラブルシューティングなど、細々したことはほとんどこのフォーラムで教わりました。感謝、感謝です。オフ会にも出席して秋葉原めぐりをしたこともありました。

 最初、 ASLEditなどエディターを使い、いちいちタグを打ち込みながらホームページを作っていました。当時はHPを持つこと自体がめずらしく、それほど凝ったページではなかったので、それで十分でした。それをFetchを使ってアップするのですが、時々ご機嫌が悪くなるんです。いわゆるフリーズってやつです。自分のホームページを作ってる時はすんなり通るのですが、生徒さんに教えている時にかぎって起きるので大変困りました。今はそんなことは全く無くなりましたけど。当時はインターーネット関連のソフトの動作は不安定でしたね。


◆インターネット
 インターネット関連のテキストは、手持ちのメモを基準に教えることで、特に操作説明のためのテキストは用意していません。例えば、ホームページブラウザはお気に入りの使い方と検索のやり方がメインですね。あとは受講生の要望を聞きながらのネットサーフィンになります。プログラムとして1-2時間で修了といったペースです。最近はやりのオークションや株価チャートの見方、あるいはバーチャルバンキングなど話題になる分野の変化も激しいからです。実際に車のオークション、自宅周辺の地図検索(mapfanとdo-mapのそれぞれの特徴、郵便番号検索、住所検索、出生地の地図などを探して感激されることも)、ファイナンスでは株価の推移で、今の株価下落を実感として見ることができます。一時無料のハガキがありましたが、今はなくなってしまいました。同窓会の案内、サークルの案内状に便利に使えるので重宝しました。


◆初期のインターネット接続

 私の最初のインターネット接続プロバイダはso-netです。武蔵野・三鷹市にアクセスポイントが開設されたので直ぐに申し込みました。アナログモデムで 2400bpsダイアルアップ接続でした。うれしさの余り、「ただいま、インターネット接続中!」なんで教室の外に小さなのぼりを立てちゃいました。当時はインターネットといえば会社内のパソコンでやっとホームページをみることができると言う状態でした。メールIDもやっと我々平社員レベルにまで割り当てられたという状況でした。会社ではemacsを使ってメールの読み書きをしていました。

  その後、Eudoraが爆発的に普及し、メールのやりとりが非常にやりやすくなり感激しました。当時はniftyのパソコン通信もまだまだ盛んでした。Macのフォーラムは毎日欠かさず見ていましたし、当時インターネット接続には、いろいろな接続ユーティリティの組み合わせや、お互いの相性があって非常に大変だったんです。ここではインターネット接続設定のノウハウを一から勉強させてもらいました。またインターネット接続の出張設定でもおおいに参考にさせていただきました。


◆インターネットの生徒さん・その1
 ホームページをupして数ヶ月後に、ホームページの作り方を教えてくださいというメールが舞い込んできました。???でした。なぜって、当時インターネットに接続してメールをやりとりしている人は、パソコンを使いこなしている人が常識(私だけの?)だったからです。お話によると勤務先の大学の学生さんにホームページを作ってもらったのですが、彼の卒業後、修正、追加が出来なくなったということでした。私も作りはじめたばかりで詳しくはなかったのですが、これも勉強と言うことで引き受けました。中国語、韓国語、フランス語、スペイン語などなど。フォントがなくて表示できないページは、作成した原稿をスキャナで取り込んで作りました。全くの手作業。エディタを使って、タグをコピー・ペーストしながらHTML形式でつくりました。

 しかし、かつての苦労は何だったのだろうと今その進歩に唖然としています。ここ数年でホームページ作成ソフトが続々とでてきたからです。クラリスホームページ、PageMill、Golive、、、、。アップロードを除けば、クラリスワークスが使えるレベルで自分のホームページを作れるようになりました。


◆インターネットの生徒さん・その2

 私の四国一周遍路のページ(もちろんパソコン教室のページも)を見て、申し込まれた方もいます。実はご本人ではなく、その方の娘さんがみえました。四国の方で娘が東京の大学に行っているが、e-mailを習わせたいというのです。Winでしたが、Wordの使い方も含めてパソコンの初歩の初歩から教えました。若い方は反応が早いですね。気持ちよく教えることができました。

 逆に娘さんから、父にパソコンを習わせたいということでメールをいただいたこともあります。夫婦で保育園を経営しておられる方でした。娘さんがアメリカに住むというので、e-mailを中心にお教えしました。Macだったのでなかなか手頃な教室がなく、検索で私のページを探し当てたそうです。
 最近このようにホームページをみましたという申し込みは少なくなりました。ネット上にパソコン教室があふれるようになったからかもしれません。


◆インターネットとISDN
 数年前はインターネット接続して欲しいという依頼が月に1〜2件ありました。NTTがISDNにすれば1回線で電話もインターネットもできますよと大いに宣伝をしていた頃です。NTTへの申し込みから、接続設定までの作業を5000円前後で引き受けました。度々NTTの窓口に出向くうちに、キックバックの制度があることを知りました。法人契約を結んでいる大手は、ISDNのお客を紹介する度に、一定のお金がもらえるという仕組みです。たしか、1契約/10000円ぐらいと記憶しています。そんな馬鹿なあ!申込み代行から接続設定までしてやっと5000円を稼いでいる一方、紹介するだけでその倍近い金額が貰えるなんて。電気店がISDN機器購入と同時にNTTのISDNを申し込むとTA価格から5000円引きのようなキャンペーンをしていたのもこの制度のお陰だったようです。

 この時は、我が教室を有限会社にして法人契約したいと本気で考えました。そうすれば、そのお金が収入になるわけですからね。早速、自分で有限会社を作る方法という本を買ってきて勉強しました。しかし、しかーし、これから先それほど教室を大きくするつもりもないし、第一めんどくさい。ハハハ、、手っ取り早くいうと挫折です。今はNTTも改心してADSL接続をすすめるようになり、接続設定CDも行きわたったということもあるんでしょう、嘘のようにインターネット接続依頼がなくなりました。最近は、突然つながらなくなったので調べてほしいという依頼の方がむしろ多くなりましたね。

◆最近のテキスト
 テキストはいろいろ、数え切れないぐらい作りました。テキストonモニタから始まって試行錯誤の連続でしたが、最終的にワープロの文字操作から入る紙ベースのテキストになっています。初心者向けとされる逐一説明するタイプのビジュアルなテキストではありません。ビジュアルテキストは独習には向いていますが、我々のような教室テキストとしては冗長すぎます。実際にやってみると分かるのですが、テキストの表示画面と、実際のモニタ画面の対応切替がなかなか疲れるものなのです。それよりも、簡単な手順テキストで操作の意味を考えながらやるほうが、教える方も教わる方も納得しながら進めることができます。また、ビジュアルテキストだとバージョンアップごとに、メニューやツールアイコンが変わるので、その度に書き換えなくてはなりません。それに操作の意味を考えることなく操作が進むので、その操作手順が記憶に残らないのです。

 例えば、そのようなビジュアルテキストやチュートリアル形式テキストの欠点を補うため、「文字に色を付けるには」「文字を大きくするには」というようにはじめに編集すべき内容を表示し、その後にそれを実現するための操作手順を記述するという形式にします。あとで、編集操作項目から操作手順を見つけるのにも都合がいいと思っています。いわゆる「、、、するには」、、ハイそのためには「どうする、こうする、、、」のです、という記述形式です。今自分が何をしようとしているかが分かるという意味で、手順を淡々と述べるテキストとはひと味ちがったものになっていると思います。


★★★教室を運営する★★★

◆宣伝費計上の効果

 教室を始めた当初、私はまだ会社勤めをしていたので収入は気にせず、細々と続けてきました。自宅ですから特に維持管理にお金がかかるということもありません。機器もリース会社の払い下げ品やプリンタなど最低限のものしか購入しませんでした。10万円とかからなかったと思います。そのせいもあって、そのうち何とかなるだろうとわりと楽観的でした。その後も少しづつ機器類を揃えたりしましたが、年間20万円にも満たない投資でしたから、それほどきつくはありません。機器一式を揃えることから始めるフランチャイズのパソコン教室だったら、そうすんなりとは行かないと思います。個人経営の気楽さですね。

 そうこうしている内に、1998年4月になって私が会社をやめる時が来ました。これからはパソコン教室の運営に専念せざるを得ません。もう少し生徒さんに来てもらうために、情報宣伝紙(サンケイリビング誌・むさしの版)に宣伝を載せることにしました。その効果は直ぐにあって、記事がでた週には数件の問い合わせがありました。やっぱり宣伝の力はすごいと感じました。その後、タウン誌(THE KICHIJOJI)にも宣伝を載せています。ただし、年数回の囲み記事掲載で宣伝料が約6万円*2と零細教室としてはちょっと痛い出費です。

 最近、周りのボランティア団体や公民館主催のパソコン教室が頻繁に開かれるようになって、以前に比して宣伝の効果は薄くなりました。でも、情報誌で何度も見てやっと決心して電話をかけてくるという人もいるので、これからも続けていこうと思っています。

◆どうしてWinなの?
 私みたいに比較的初期の頃からMacをやってきた人間から見ると、Winのパソコンはつまらないです。Win98になってからは大部Macに近づいてきましたが、当時もアプリケーションの使い勝手やファイルの操作性ではかなりの開きがありました。今でもMacのクラリスワークスを使った後、Winのワードを使って同じような文書を作ると確実にイライラします。

 特にワードは図形の操作性が極端に悪いですね。どうしてこんな使いにくいソフトが幅を利かしているのか不思議でなりません。例えば、テキストボックスなんか枠をつかまないと動かせないので、私もそうですが、初心者にとっては特につらいものがあります。うちの生徒さんは年輩の方が多いので、特に強く感じます。しかし、一生懸命Macを薦めて、その時はご本人が納得しても、息子さんや娘さんの一言でWinにひっくり返っちゃうんです。そして、結局使いこなせなくて、使うのはインターネットだけの状況に陥ってしまう方が大部分ですね。正直、Macの良さを納得してもらえないのが悲しいですね。

◆ワードには四苦八苦
 当初は Macだけでしたが、パソコン教室として長続きさせるためには(生徒さんを確保するためには)Winはやりませんと言うわけにもいかなくなってきました。はじめに1台入れ、Winの勉強を始めました。Win95でしたから、基本操作にほとんど戸惑いはありませんでしたが、Wordの修得には手こずりました。

 Mac関連のソフトはメニューも統一されているし、ほぼ1〜2クリックで操作が完了するのですが、Wordはメニューも特有の名称だし、その上うざったいウイザードが出てきて、さらにタグをクリックしなくちゃいかんし。そうです、メニュー操作の階層が深いのです。だから、どこにどんなメニューか隠れているか(?)覚えるのが大変でした。

 ツールバーアイコンがずらーっと並んでいるのも、けばけばしくなじめませんでした。Macになれている身には思っていたよりやっかいでした。従って、カリキュラムもクラリスワークスやAppleWorksとは全く違う形のものを作らなければなりません。ホント四苦八苦しながら、WordやExcelのを勉強し始めたところで、たまたま大学の講師の話を友人の大学教授がもってきてくれました。まっ、勉強した事が役にたったので、この使いにくさは許すことにしたいと思います。

◆パソコン教室ビジネス
 パソコン教室といっても、いろいろな形態があっていいと思います。市や公民館が主催する一般市民向け教育的教室から、資格を取りたい、プロになりたい人向けの大手のビジネススクールまで。会社で使えるように勉強しなさいと言われた人。将来のためにパソコンの使い方を勉強しておきたい人。写真が好きでパソコンを使っていろいろ画像操作をしたい人。パソコンで絵を描きたい人。サークルの名簿やサークル誌などを作りたい人。インターネットで友人、家族とメールのやりとりをしたい人。インターネットの趣味や仕事のホームページをつくりたい人。それはそれは様々です。

 パソコン教室が増えたとはいえ、パソコンの使い方も多様化しているわけですから、ビジネスチャンスもそれだけ沢山あるということではないでしょうか。ターゲットをきちんと設定し、それに対して講師のスキルが十分であれば、これからはだれでもパソコン教室を開くことができると思います。しかし、それにしても増えたものですね。
 私の教室のような初心者教室のライバルは、今では市や公民館の無料教室ですね。しかし、この段階で挫折する人がかなりの数に上るのが現状ではないでしょうか。偵察を兼ねて、このような初心者教室に通うことがありますが、問題点が多いですね。

 もともとパソコン初心者に一斉講義は向かないのです。主婦や中高年の、特に遅れがちの人たちは消化不良のまま終わってしまいます。残念なことです。パソコンの場合は、その人のペースや習いたいことに合わせて教えるのが基本だと思います。私は一時期半年ほど、5-10名の講習会でワードやエクセルを教えたことがありますが、どうしても半分くらいは消化不良のままお帰りになります。アンケートをとると、いつも、数名は進行が速すぎる、数名は内容が易しすぎるとあります。

 私の教室は基本的にマンツーマンシステムです。その人の進捗に合わせて、かつ希望するカリキュラムを選んで学べるようにしています。ある人は表計算だけ、ある人はワープロだけ、ある人はデジカメの使い方といった希望にも応えています。それだけ講師には高いスキルが要求されます。講師としても勉強!勉強!の毎日ですが、とても張り合いがあります。
 今のところはカミさん、息子、私の3人体制ですが、それも良い方向に作用していると思います。各自にそれぞれ得意分野があるからです。お絵かきやテキスト作りについてはカミさんが、機器のトラブルに関しては不肖の息子が。えつ、私ですか?広く浅くなんでもかんでもというか、その他雑用係みたいなものです。一応、3人寄れば文殊の知恵、PCに関することなら何でも対応いたします体制がきちんと出来ているつもりです。

◆初心者教室無料感覚・その1
 市や公民館が主催する無料講習会が増えたことに比例して、パソコンを習うのにお金を支払うという意識がなくなっているように思えますね。インターネットでは最初、無料の情報提供でお客を囲い込んでいました。しかし、その後は有料にして、というビジネスモデルがほとんどうまくいっていませんよね。パソコン教室無料、情報無料、いわゆるIT関連産業における無料感覚の蔓延に危機感を抱いています。お金が介在しないところで経済的発展はありません。いわゆる、この無料感覚がこれまで続いているITバブル後遺症そのものだと思います。
 もちろんパソコンがなくなることはないので、それを学びたい生徒さんは存在する訳です。その人たちが有料でも習いたいと思うようなパソコン教室に我々も変身していかなければならないわけです。いわゆるパソコン教室の構造改革がこれから進むと思います。パソコンがあれば教室は開けますが、その内容が問われる時代になりつつあるということです。それにしても、この後遺症は長く続きそうな気がしています。

 今IT不況まっただ中、我がパソコン教室も一時の勢いはありませんが、長く続けて行く中から活路を見いだしていきたいと思います。もちろん、教室を大きくするということではなく、世の中の動きをみながらそれに対応したパソコンの使い方を提案していくつもりです。

 これまで単純作業の原稿清書、某出版社、某研究所などから依頼された図面、グラフ作成、知り合いから依頼された名簿入力、案内ハガキの作成、さらには出版社からの売上げ報告、給与関連ソフトの構築など、PCに関することなら極力引き受けるという姿勢でやってきました。パソコン教室という看板を掲げつつ、基本的にはなんでも受け入れベースで仕事をしていけば、きっと色々な展開がある思っています。悠々自適ののんびり人生が私の最終目標のはずなのに。でも、こうやってパソコン教室の行き先を考え巡らすことも、それなりにエキサイティングで面白い人生ではないかと考え直しています。

◆習い事教室感覚
 生け花やアクセサリ作りなどのお稽古ごとの場合は、ものが出来上がるという形で成果が見えるからいいですね。パソコンの場合も同じように、なにか書類が出来上がる、実際印刷して確かめる、進むごとにテキストのコピーを手渡す、など、など。成果として目に見える物を提供するという形が必要だと思います。たとえば、夏に向かってのTシャツづくり、年末行事の年賀状作成などはその典型で、これからも続けていきます。ただ、教えるだけではすまないものがあるということです。

◆生徒さん数の変化
 生徒さんは1昨年の無料IT講習会が全国的に展開されて以降、極端に減りました。最盛期の半分ぐらいですね。今現状(2003年1月)週に延べ15人、一日平均2-3人といったところです。私は週に2回は大学に出かけているので、それぐらいがちょうど良いペースです。カミさんの方は習い事とかサークル活動が忙しいので、これぐらいでもいいといっています。今より受講生が減ると、ちょっとやる気の問題で困りますが、細く長く皆さんに喜んでいただける限り、続けていこうと思っています。

◆教室の名前
 最初にお話ししたように、Machintoshの使いやすさに惚れこんで始めましたが、教室の名前は特に考えていませんでした。市報で募集するにあたってカタカナの「マッキントッシュを使った、、、パソコン体験、、、」の書き出しを使ったのがはじまりだったように思います。そうです、「マッキントッシュを使ったパソコン体験」から「マックを使ったパソコン教室」それがなまって(!)「マックパソコン教室」になったような気がします。途中からWinの生徒さんも教えるようになったので、名前の変更も考えましたが、依然として「マックパソコン教室」のままです。パソコン教室といえば、ほとんどがWinの教室なので、Macの教室であるということを直ぐ分かって貰えるようにこの名前にしています。Winの生徒さんからは敬遠されるかもしれませんが、仕方ありませんね。ただ、Win、Macの違いすらよく分からない、ホントのWin初心者だったらこの名前は関係ありませんよね。はい、そういう超初心者のための教室ですから、これでいいんじゃないでしょうか。

◆パソコンのホームドクター
 とにかく、今までパソコン弱者と言われている中高年、主婦の方々にきてもらいたいと思っています。パソコンはこれまで、IT技術として起業で活用する道が模索されてきましたが、それも飽和状態に近づきつつあります。私はパソコンは高齢者が外界と接触するために有用な機器であり、このことは家庭の主婦にとっても同じであると考えています。ただ、必須だからといって一生懸命、しゃかりきになってやる必要はないと思います。たのしく、おもしろそう、こんなことができるんだ、あんなこともできるのか、といった新しい感動があるような講座にしていきたいと考えています。習って[楽しい][面白い]といった雰囲気が伝わるようなカリキュラム作りを目指しています。受講生の構成は多い順から主婦、中高年、OL、学生の順になります。

 教室を始めてから足かけ10年余になりますが、これだけ長くやっていると回りの友人や、教室の卒業生に紹介された方、親御さんから勧められたといってお子さんがおいでになることもあります。宣伝も大事ですが、口コミで生徒さんが増えることは、教室として認められたことでもあり、ホントうれしい限りですね。また、修了後2年以上もしてから、パソコンの調子が悪くなったので見て欲しいとの電話をいただくこともあります。これからもこういうつながりを大切にしていこうと思っています。「パソコンのホームドクター」っていうか、そう言う風に利用していただければいいですね。これは、カミさんが考えてくれたキャッチコピーですが、大変気に入っています。

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