★★★世界一周「いつやるか?」「今でしょ!:71歳」(71歳・2013年:8月-12月)★★★
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 この旅はweb旅掲示板への投稿から始まった。

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 数年前NHKで放映された南米一周旅をみて、参加したいと思っているうちにツアー会社がなくなってしまったようで残念。たしか3ヶ月ほどのチャーターした車での旅だったような記憶があります。

  同じようなコースの旅友を探していますが、この年(70歳男性東京在住)なのでリクエストするも若者には相手にされません。そこで中高年バックパッカー旅 (それなりの安宿、ゲストハウス、ホテルを現地調達)で2013年後半ぐらいから半年ぐらいのゆっくり旅(観光&現地生活体験)を考えています。

  今のところ南米一周を考えていますが、1ヶ月から半年ぐらいの間でゆっくり陸路旅(行き先の選択も含めて相談)をできる方を募集します。一応中高年の女性 2名&男性2名(基本単身参加)ぐらいでの旅を考えています。参加するかどうかわからないけど興味がある方であれば(中高年募集としていますが)年齢は問 いません。
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 数名の応募があってメーリングリスト「南米会」(女性4名男性2名)を作り、実際に会って計画を話し合ったりもした。

 しかし、この旅で提案した旅のコンセプト「集合・離脱は自由」について考え方の違いが表面化し、結局会を解散する結果となった。その経緯はともかくとして解散決定後の旅発案者として私の言いわけは下記のとおり。

いいわけ

「集合・離脱」は自由という旅について

 10 日前後のツアーと違って1ヶ月レベルの旅では不満といえないまでも、メンバーの感情の起伏が顕在化してきて、お互い気まずくなる場面が必ずあります。それ を各メンバーが認め合って初めて長旅は成立すると思っています。小学生の団体行動ではないのですから、宿も一緒、食事も一緒、いつも一緒、朝から晩まで、 みんな楽しく1ヶ月とは行かないのです。一人になりたい、そういう時にはグループから外れてもいいのですよ、ということです。

 ましてや、一度も顔を合わせることなく、メンバーとして一緒旅するとなれば、なおさらです。一度や二度会っただけでその人を理解することは到底無理なわ けですし。おそらく彼とは、あるいは彼女とは気が合わないね、という人と一緒になることもあります。それでも一緒に1ヶ月旅しなければなりません。

 この旅の企画を依頼された男性2人としてはお互いそのことを理解して旅の計画を考えていたつもりです。

 最も旅慣れたM子さんには女性陣のまとめ役として期待したのですが、ご本人からそれを放棄されたことを残念に思います。女性陣をまとめていただければ男 性陣としては瀬いっぱいの協力を惜しまないつもりでした。基本は女性陣の要望旅経路の企画に沿って行動する、そのことでは私とT氏で合意しておりました。

 長期旅に不安のあったO子さんには本当に申し訳なく思っています。また、R子さん、S子さん、今回の旅企画白紙撤回を申し訳なく思います。

以上

  このメーリングリストでたまたま旅慣れているM子さんが「世界一周航空券」で旅している事を知り、私もどうせ南米に行くのなら、陸路の公共交通期間や現地 バス利用のチンタラテクテク旅もいいけど、世界一周航空券でポイント都市での短期滞在旅も悪くないなあと思うようになり、最終的に「世界一周航空券」を購 入、メーリングリストで知り合ったT氏とペルーのリマで落ち合う、ポイント都市旅に決定しました。

 

2013年7月7日→8月1日 
 あらかじめ日本のcitibankにてドル買い、ドル預金し、米でドル現金を調達しました。もちろん、半年間の保険にも入りました。何が起こるか分かりません(結局保険のお世話になることはありませんでした)。
 ロス滞在中(3日間)にATMを利用してドルを引き出しました。一日3000ドルmax、滞在中の3日間で必要な額をgetしました。(注意:南米では度々古いドル札は両替拒否されました)

 ロスアンジェルスの宿は日本から安宿を予約。日本でのクレジットカード払いです。

 日本出発からロスアンゼルスまでの日記はここをクリック

 

2013年8月2日→8月26日 
 メキシコは日本人宿をweb予約しました。またwebで知り合ったE氏から是非いらっしゃいという勧めもあり、ケレタロの街を訪問しました。

 またアグアスカリエンテスには日本人学校があることを知り、学校関係者にメールを送り、押しかけ訪問しました。希望した子供たちとの交流はかないませんでしたが、学校内を見学させていただきました。

 グアナファトは世界遺産の街ということでメキシコシティへの帰路途中で訪問、ひとり観光もそれなりに楽しみました。

 一連のバス旅では、E氏から助言をいただき多いに助かりました。バス旅を終えてからは日本人宿に泊まっていた若者たちにお願いしていろいろな所に連れて行ったもらいました。

 メキシコ滞在の日記はここをクリック

 

2013年8月27日→9月9日 
 ベネズエラのカラカス空港ではメキシコからの航空荷物が届かず!!空港内で2泊しましたが、最終的には荷物を受け取ることができました。(手荷物2個のうち、1個は開けられましたが、内容が食料、雑貨だったので被害はありませんでした。)

 カラカス市内の治安に不安があったので、国際空港から徒歩で国内空港に移動し、国内航空で観光地に飛びました。現地通貨は怪しい空港内の職員との直接交渉でgetしました。

 偶然ですが、エンジェルフォール観光では日本人学生とロライマ山登山では日本人数名と一緒の旅になりました。特にベネズエラは治安も悪く、悪徳警官の検問など不安があったのでとても心強かったです。

 ベネズエラ観光の日記はここをクリック

 

2013年9月10日→10月14日 
 ペルーは「南米会」で一緒に活動したT氏と予約したリマの日本人宿で落ち合い、チチカカ湖、マチュピチュ、ボリビアのウユニ湖まで約1ヶ月の二人旅を楽 しむことができました。観光ルート、日程、バスや列車の選択、宿泊交渉などすべてに渡りT氏のお世話になりました。ありがとうございました。

 T氏と別れた後リマに戻り、web上でたまたま知った、日本人S子さん経営の宿に滞在しました。S子さんの人脈で現地の日本人学校の先生と知り合うことができ、現地の子供たちや日本人学校の子供たちと折り紙や竹トンボで一緒に遊ぶことができました。

 ペルーの観光旅、滞在日記はここをクリック

 

2013年10月15日→11月12日 
 リマからサンチャゴ行きは飛行機に乗り遅れる大失態。空港内を駆け巡り、幸運にも空席確保、旅を継続することができました。

 サンチャゴの宿は日本人がよく利用するというゲストハウスに飛び込み泊。ここで知り合った日本人P子さんと一緒にキャンプやチロエ島への旅を楽しみました。

 イースター島の日本人宿は予約メール不達かと心配しながらの訪問でしたが、杞憂でした。同宿の日本人と一緒に島内観光を楽しむことができました。

 サンチャゴ、イースター島の観光旅、滞在日記はここをクリック

 

2013年11月13日→12月2日 
 サンチャゴからマドリッド経由でイスタンブールに飛びました。マドリッド、イスタンブールとも空港からのシャトルバス終点で安宿を探す(google地図検索)という手順を踏みました。

 空港シャトルバス終点は大抵街の中心にあり、その周辺の宿を選べば、乗換不要、途中下車不要で安心して宿に到着できます。また、空港へ戻るときにも同じバスを利用できます

 マドリッドでは超有名なプラド美術館、イスタンブールではトルコ観光の目玉カッパドキア、ミーハー観光しました。

 マドリッド、イスタンブールの滞在日記はここをクリック

 

2013年12月3日→2014年1月6日 
 イスタンブル→バンコクの直通便はなく、イギリス経由になるのでロンドンに数日滞在し、バンコクに飛ぶことにしました。

 イギリスは空港シャトルバスの終点ビクトリア駅周辺のゲストハウスを選びました。

  タイはwebで見つけたチェンライ北部メチャンの日本人ゲストハウスに滞在しました。オーナーは近所の小学校の先生(ボランティア)でもあり、また広大は 田や畑を所有しています。その縁で、教え子の住んでいる少数民族の村落を訪問したり、畑周りの草刈りを体験させてもらいました。また、こちらに長期滞在し ている日本人宅で紅白歌合戦を鑑賞したり、楽しい時間をすごすことができました。

 帰国数日前に一時ホストファミリーとしてお世話したナコンパトムのM子さんのお宅にお世話になり、大歓迎を受けました。。

イギリス、タイの滞在日記(帰国まで)はここをクリック

 

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